失敗知らずに!とにかく鮮度が落ちやすい…夏の食卓にかかせない「枝豆」の選び方法を野菜ソムリエが解説

AI要約

枝豆の新鮮さを見極めるコツを紹介。

枝豆のうぶ毛や形状、栄養価について。

鮮度が高い枝豆を選んで夏を楽しもう。

失敗知らずに!とにかく鮮度が落ちやすい…夏の食卓にかかせない「枝豆」の選び方法を野菜ソムリエが解説

暑さが厳しくなる時期、食卓に並ぶと心躍る夏野菜・枝豆。ぷりっとして甘い枝豆を塩ゆでして食べるのは最高ですよね。でも枝豆は、ほかの野菜と比べると収穫後に鮮度が急激に落ちやすい野菜で、選びかたを間違えるとおいしくないことも…。

今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクターとして活躍する植松愛実さんに、新鮮でおいしい枝豆を見極めるコツを教えてもらいます。

枝豆のうぶ毛は、甘くておいしい枝豆を虫から守ってくれたり、みずみずしい枝豆を乾燥から守ってくれたりと、枝豆にとっては重要な部分。調理の際には板ずりをして取り除かないといけないので、やっかい者と思われがちなうぶ毛ですが、枝豆にとっては生命線なのです。

このうぶ毛は、鮮度が下がってくると寝てしまったり抜け落ちたりしまったりするため、うぶ毛が密集していてしっかり立っている枝豆は新鮮な印。鮮度を確かめるためには、うぶ毛がピンとしていてちゃんと残っているかをチェックしましょう。

生育のよい枝豆は、豆の部分がぷっくりしていて、豆と豆の間がしっかりくびれている"メリハリボディ"。くびれがはっきりしていないものは、豆が小さかったり、スカスカだったりすることがあります。可能なら、さやを横から見て、豆の部分がぷっくり盛り上がっているかどうか確認しましょう。

枝豆は大豆を若い状態で収穫したものなので、大豆同様、ほかの野菜と比べるとかなり豊富なタンパク質を含んでいます。さらには、大豆よりもビタミンCや葉酸が多く、美肌や疲労回復に必要な栄養が満点。

これから8月にかけて出荷ピークを迎える枝豆。ぜひ鮮度が高くておいしいものを選んで、暑い季節を元気に乗り切りましょう!

■執筆/植松愛実さん

気象予報士と出張料理人の両面で活動中。気象・防災に関するヒントのほか、野菜ソムリエ・食育インストラクターとしておいしい食材のおいしい食べ方を発信中。

編集/サンキュ!編集部

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