サケ・マス漁、3年ぶり合意 ロシア水域の操業 政府

AI要約

水産庁は3日、ロシアの200カイリ水域でのサケ・マス漁について今年の操業条件に合意したことを発表。

交渉は3年ぶりに行われ、漁獲割当量は125トン、入漁料が2500万円、期間は6月1日から7月31日までのうち36日間となる。

漁は国の試験操業として日本側が1隻で実施することになる。

 水産庁は3日、ロシアの200カイリ水域でのサケ・マス漁を巡り、今年の操業条件について同国と合意したと発表した。

 交渉は年ごとに行っているが、2022年と23年はロシアによるウクライナ侵攻を背景に行われておらず、合意は3年ぶり。

 水産庁によると、漁獲割当量は計125トン、入漁料が2500万円、期間は6月1日から7月31日までのうち36日間と、前回の21年とほぼ同じ条件で妥結した。漁は国の試験操業として日本側が1隻で実施する。