【独自】「うめきながら、のたうち回る」信号無視の車と歩行者が衝突 赤信号で左折し続ける車の影になり事故に?東京・世田谷区
車が赤信号を無視して歩行者と衝突する瞬間がカメラに捉えられた。衝突で地面に叩きつけられた歩行者は周囲の助けを借りて立ち上がり避難した。
事故原因は、信号無視の車と左折していた車の存在から、歩行者が左折する車の陰に隠れてしまい、気付かれづらかった可能性がある。
歩行者が倒れた後、周囲の人々が駆け寄り、意識の有無を確認。倒れた歩行者は後に立ち上がり、自力で路肩へと避難した。
東京・世田谷区で12日、車が赤信号を無視して交差点を直進し、歩行者と衝突する瞬間をカメラが捉えていた。歩行者は地面に叩きつけられ動けなくなったが、周囲の助けを借りて立ち上がり避難した。
世田谷区の交差点で12日、信号が赤にも関わらず直進した白い車と、横断歩道を渡ろうと走ってきた歩行者が衝突した。ぶつかった衝撃で歩行者の体は傾き、勢いよく地面に叩きつけられると、その場から動くことができなくなってしまった。
撮影者は「多分ランニングしていた。傘もさしていないし軽装なので。うめきながら、のたうち回っているようだった」と話す。
事故直後、周りにいた人たちが慌てて倒れた歩行者の元へと駆け寄った。近くにいた黒いシャツの男性は、他の人たちに協力を仰ぎ、意識があるかを確認していた。
倒れた歩行者は、しばらくすると人の手を借りながらも立ち上がり、自分の足で歩きながら路肩へと避難した。
撮影者は「信号無視は最高に悪いが、もう1台自分の前に、赤信号で左折し続ける車がいた。その陰から歩行者が出てきたので、余計に気付くのが遅れたのではないか」と事故原因を推測している。
映像を見ると、撮影者の前を走る車も信号の色が赤になっているにも関わらず左折しており、こうした状況から、歩行者は左折する車の陰に隠れる形となってしまい、事故に繋がったのではないかという。
（「イット!」 7月15日放送より）
