# 水産業

人間と動物の関係考える 20・21日に「くじらゼミ」 南房総のNPO(千葉県)
5時間前

人間と動物の関係考える 20・21日に「くじらゼミ」 南房総のNPO(千葉県)

捕鯨を含む漁業について学びを深めて意見を交わそうと、南房総市のNPO法人ネイチャースクールわくわくWADAは20、21日の2日間、同市和田地区を会場に「第12回和田浦くじらゼミ」を開く。元日本鯨類研究所調査部長の西脇茂利氏らを講師に迎え、クジラに関する講義や交流会が行われる。先着30人で、10

函館市水産物地方卸売市場6月のスルメイカ取扱量、過去最低の19トン サイズも平均より小型
2024.07.03

函館市水産物地方卸売市場6月のスルメイカ取扱量、過去最低の19トン サイズも平均より小型

 函館市農林水産部がまとめた市水産物地方卸売市場での6月の生鮮スルメイカ取扱量は、前年同期比10トン減の19トンにとどまった。漁期ごとの統計を取り始めた2005年以降で、21年の26トンを下回り、過去最低を更新。漁期が始まって1カ月だが、壊滅的な不漁に見舞われている。 漁が解禁し

北斗市沿岸で伝統のホッキ突き採り漁始まる
2024.07.03

北斗市沿岸で伝統のホッキ突き採り漁始まる

 【北斗】北斗市沿岸で2日、ホッキガイの突き採り漁が始まった。先端に4本の爪が付いた長さ約5メートルの棒を使用し、前浜だけで行われている伝統的な漁法。上磯郡漁協上磯支所によると、この日は5隻で約150キロを水揚げした。漁期は来年3月末まで。 突き採り漁は爪の付いた棒で海底を突き、

夏ホッキ漁スタート 初日は4.6㌧水揚げ 苫小牧沿岸
2024.07.02

夏ホッキ漁スタート 初日は4.6㌧水揚げ 苫小牧沿岸

 水揚げ日本一を誇る苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)のホッキ漁は2日、今季の夏漁が苫小牧沿岸で始まった。初日は漁船11隻で約4・6トンを水揚げし、卸売価格は1キロ当たり1401~719円の高値で取引。今季はホッキ貝の順調な資源回復を背景に、漁獲枠は夏、冬合わせて924トンに設定している。<

国産では自信を持ってお客に出せない…創業70年の名店が「サバの文化干し」をノルウェー産に切り替えたワケ
2024.07.02

国産では自信を持ってお客に出せない…創業70年の名店が「サバの文化干し」をノルウェー産に切り替えたワケ

魚の干物は日本で昔から食べられてきた。今、その原料は多くが国産ではなく輸入魚に置き換わっている。時事通信社水産部の川本大吾部長は「老舗店の干しサバも今やノルウェー産になっている。国産では十分な質と量を安定調達できない現状がある」という――。■保存性を高めて旨味を引き出す干物

「長崎の経済発展に貢献したい」日銀長崎新支店長 伊藤真氏(49)着任会見
2024.07.01

「長崎の経済発展に貢献したい」日銀長崎新支店長 伊藤真氏(49)着任会見

先月24日付けで着任した日銀長崎支店の伊藤真新支店長が1日会見を開き、「長崎の経済発展に貢献していきたい」と意気込みを語りました。伊藤真新支店長は埼玉県出身の49歳で、1998年に日本銀行に入行。2012年の欧州中央銀行への出向などを経て、先月まで日銀の政策委員会室

セアカゴケグモの移動法ほか、クモの外来種の裏話(奥村賢一/クモ研究者)
2024.06.30

セアカゴケグモの移動法ほか、クモの外来種の裏話(奥村賢一/クモ研究者)

 外来種に関する問題は全ての生物分類群で度々話題になり、特に生態系や農林水産業に影響を与える種や、人への健康被害などを及ぼす種についてはどう対処していくかが問題となっている。近年特に注目されている種として、例えば昆虫類では毒の強いヒアリ、桜や桃の木を食害するクビアカツヤカミキリ、養蜂への影響が

船で魚が盗まれた!⇒「頭隠して尻隠さず」な可愛すぎる犯人が話題に
2024.06.30

船で魚が盗まれた!⇒「頭隠して尻隠さず」な可愛すぎる犯人が話題に

船に紛れ込んだ小動物の姿がXに投稿され、話題になっています。投稿したのは、滋賀県の「琵琶湖の水産業を本気で何とかする会」のXアカウント(@BiwakoLover)。みなと新聞によると、同団体は、2020年のコロナ禍や需要低下の影響で、「ビワマス」の浜値(港で水揚げさ

負債9億円「イカ王子」の“光と影”の半生 金髪ニーチャンが「復興の星」となり破産、そして再生するまで
2024.06.30

負債9億円「イカ王子」の“光と影”の半生 金髪ニーチャンが「復興の星」となり破産、そして再生するまで

 イカ王子――東日本大震災後、岩手県宮古市の水産加工会社「共和水産」代表取締役専務の鈴木良太さん(42)はそう名乗り、自ら王冠をかぶってテレビや新聞にたびたび登場した。「イカ王子」の存在は知れ渡り、甚大な被害を受けた町も活気を取り戻しつつあったが、今、日本は過去最悪の不漁に見舞われている。資金

坂本哲志農水相、おにぎり手に「米は力だ」と鼓舞 アニメ「天穂のサクナヒメ」とコラボ
2024.06.28

坂本哲志農水相、おにぎり手に「米は力だ」と鼓舞 アニメ「天穂のサクナヒメ」とコラボ

坂本哲志農林水産相は28日の記者会見で、本格的な稲作描写で話題になったゲーム「天穂(てんすい)のサクナヒメ」のテレビアニメが7月から放送されるのに合わせ、農水省と同作品がコラボレーションした企画を展開すると発表した。おにぎりを片手に持った坂本氏は、同作品のテーマである「米は力だ」と鼓舞し、「こ

米は力だ!「天穂のサクナヒメ」と農林水産省がコラボ、見学デーなどの企画を展開
2024.06.28

米は力だ!「天穂のサクナヒメ」と農林水産省がコラボ、見学デーなどの企画を展開

TVアニメ「天穂のサクナヒメ」と農林水産省とのコラボが決定。今夏さまざまなコラボ企画が展開される。アニメ「天穂のサクナヒメ」は、「米は力だ!」をキャッチコピーにアクションと、日本古来の米づくりを再現したシミュレーション要素が融合した和風アクションRPGが原作。今回のコラボは、農林

金沢に大物クロマグロ続々
2024.06.28

金沢に大物クロマグロ続々

 石川県漁協かなざわ総合市場で27日、能登町沖の定置網で捕獲されたクロマグロ10本が競りに掛けられた。150キロを筆頭に9本が100キロ超で、今季最多の水揚げに、競り人の活気ある掛け声が響いた。 クロマグロは日の出大敷(能登町)の定置網で捕れた。県漁協によると、一つの定置網でまと

焼き、フライでなく刺し身でどうぞ 北海道でホッケ陸上養殖の実験
2024.06.26

焼き、フライでなく刺し身でどうぞ 北海道でホッケ陸上養殖の実験

 焼き、フライ……いえいえ、刺し身でどうぞ。北海道白老町が道内初となる生食用ホッケの陸上養殖の実証実験に乗り出した。ホッケといえば火を通した食べ方が一般的だが、陸上養殖することでアニサキスなどの寄生虫がつく心配がなくなるという。漁業者の増収を図る狙いがあり、3年かけて事業の採算性を検証する。【

佐渡市で200kg級クロマグロ4本が一挙水揚げ 漁師たち歓喜【新潟・佐渡市】
2024.06.26

佐渡市で200kg級クロマグロ4本が一挙水揚げ 漁師たち歓喜【新潟・佐渡市】

大漁に、港が活気づきました。佐渡市で水揚げされたのは〝大型のクロマグロ〟。200kg近い大物が一度に4本あがるのは異例で、漁師からは驚きの声が上がりました。両津湾の定置網にかかった大型のクロマグロ。漁船から運び出す前に、急きょ大きな木箱を作って対応します。つり上げられたのは、20

愛媛県が「養殖サバ」の稚魚の生産に成功!産地化めざし養殖業者に初出荷
2024.06.26

愛媛県が「養殖サバ」の稚魚の生産に成功!産地化めざし養殖業者に初出荷

水産王国えひめが今度は“サバ”で日本一を目指します。県が養殖サバの完全養殖に成功し、きょう初めて稚魚が出荷されました。料理人からも期待が高まっています。けさ、宇和島市にある県水産研究センターでは…水槽の中をものすごい速さで泳ぐ体長およそ8センチの小さな魚。この魚が、今回愛媛県が完

釜石で養殖サクラマス水揚げ 秋サケに代わりブランド化目指す
2024.06.26

釜石で養殖サクラマス水揚げ 秋サケに代わりブランド化目指す

 岩手県釜石市で養殖サクラマスの水揚げが始まった。26日は釜石湾に設置したいけすから体長約60センチ、重さ2~2・5キロに育った約11トンが魚市場に入荷した。2020年に試験養殖が始まり、22年に地元水産会社が事業化した。今季は7月10日ごろまでの予定で、昨季比25%増しの200トンが見込まれ

館山で全国ふぐ連盟が総会 水産大学校教授の記念講演も(千葉県)
2024.06.26

館山で全国ふぐ連盟が総会 水産大学校教授の記念講演も(千葉県)

フグの安全で継続的な食利用に関する活動をする、一般社団法人全国ふぐ連盟(亀井一洋会長)の定時総会が24日、館山市八幡の「夕日海岸昇鶴」で開催された。約50人が昨年度の事業や収支報告、今年度の事業計画などについて協議した他、東京湾でとれる天然トラフグの資源状態について、大学校教授の記念講演を行い

クロマグロ漁獲枠2.3倍に 資源回復踏まえ水産庁提案
2024.06.25

クロマグロ漁獲枠2.3倍に 資源回復踏まえ水産庁提案

 水産庁は25日、太平洋クロマグロの漁獲枠を協議する7月の国際会議に向け、30キロ以上の大型魚の漁獲枠について、全体で現行の約2.3倍に拡大するよう求める提案を行ったと発表した。 資源量の回復などを踏まえたとしている。ただ、大幅な増枠となり、厳しい協議が予想される。

「焼き魚」のイメージ覆るかも 白老町でホッケの「陸上養殖」実証実験始まる 江別では温泉水でフグ
2024.06.25

「焼き魚」のイメージ覆るかも 白老町でホッケの「陸上養殖」実証実験始まる 江別では温泉水でフグ

ホッケといえば焼き魚が定番ですが、その常識を覆すかもしれません。25日、北海道の白老町で「陸上養殖」の実証実験が始まりました。きつね色の香ばしい皮に、脂がのったホクホクの身が美味しいホッケ。このように焼いて食べるのが一般的ですが…坂詰怜記者)「珍しいホ

山形のご当地サーモン「ニジサクラ」逆流乗り切れるか 養殖に時間とコストかかり出荷低迷
2024.06.25

山形のご当地サーモン「ニジサクラ」逆流乗り切れるか 養殖に時間とコストかかり出荷低迷

 山形県は、昨年本格デビューした初の県産サーモン「ニジサクラ」の生産と消費の拡大に本腰を入れる。程よい脂の乗りを楽しめるが、成長に時間がかかるため養殖コストが課題。期待の「ご当地サーモン」が逆流を乗り切れるよう、知名度向上を目指す。(山形総局・原口靖志)[ニジサクラ]山形県内水面