【蒲郡ボート・ルーキーS】中野仁照がデビュー初V「日頃の練習の成果が少しずつ出てきたかな」

AI要約

ボートレース蒲郡の「ルーキーシリーズ第12戦スカパー!・JLC杯」で、中野仁照がデビュー初優勝を果たす。

中野は地元開催に強い気合を見せ、力強いレースを展開。

中野は3年4か月の努力が実を結び、A1初昇格などの目標に向かって進んでいる。

【蒲郡ボート・ルーキーS】中野仁照がデビュー初V「日頃の練習の成果が少しずつ出てきたかな」

 ボートレース蒲郡の「ルーキーシリーズ第12戦スカパー!・JLC杯」の優勝戦が7日、行われ1号艇の中野仁照(22=愛知)が逃げ切って、デビュー初優勝を飾った。

「今節は地元ということもあって、今までにないくらい気合が入っていました」。この力強い言葉を証明するような気迫あふれる優勝戦だった。

 インからコンマ04のトップスタート。2番目の4号艇・登玉隼百はコンマ09。その登玉が節一パワーを武器に、4コースから襲いかかる。1Mでは艇を並べる形になったが「4番より先に回らないと優勝はないと思っていた」と登玉をはね返して先マイ。そのままVゴールを駆け抜けた。

 2021年5月に当地でデビュー。レースに出場していない時も毎日のように練習に来て水面に出た。そして、3年4か月という時間を経て優勝という結果をつかみ取った。「日頃の練習の成果が少しずつ出てきたのかな」とニッコリ。

 今節を終えて2025年前期適用勝率は6・97。A1初昇格も見えてきた。「G1、SGの常連になりたい。そのためにも日頃の練習をしっかりやっていきたい」。詰めかけた地元ファンに力強く誓った。