アンカツさん「菊花賞で再戦ならアーバンシックが優勢やろけど…」セントライト記念の勝ち馬評価も上位2頭は「互角やね」

AI要約

安藤勝己さんがセントライト記念を振り返り、上位3頭を評価。アーバンシックが外から勝利し、コスモキュランダと互角の戦いを繰り広げた。

エコロヴァルツも注目すべき存在で、菊花賞での再戦が楽しみとされる。

菊花賞ではダノンデサイルをはじめとする有力馬が参戦し、混戦ムードの中、神戸新聞杯も注目されている。

アンカツさん「菊花賞で再戦ならアーバンシックが優勢やろけど…」セントライト記念の勝ち馬評価も上位2頭は「互角やね」

◇16日 セントライト記念(G2・中山・芝2200メートル)

 元笠松、JRA騎手で通算4464勝の競馬評論家で「アンカツ」こと安藤勝己さん(64)が16日、自身のX(旧ツイッター)を更新。菊花賞トライアルのセントライト記念を回顧し、上位3頭を評価した。レースは中団を進んだ2番人気でルメール騎乗のアーバンシックが、直線で先に抜け出したM・デムーロ騎乗のコスモキュランダを外から差し切り、重賞初勝利を挙げた。1馬身3/4差の2着には1番人気のコスモキュランダ、3着には3番人気のエコロヴァルツが入り、以上3頭が「第85回菊花賞」(G1・10月20日・京都・芝3000メートル)への優先出走権を獲得した。

 アンカツさんは「アーバンシックとコスモキュランダは互角やね。今日は外から勝ちに動いたミルコとそれを目標に内でタメたルメール、走った距離が違ったからな。」と説明。中団の内で脚を温存して、直線は外に持ち出した1着アーバンシックと2着コスモキュランダの差はないと評価した。さらに「エコロヴァルツも折り合い進境あって、距離縮めた時には逆転の目がありそう。」とつづると、「菊花賞で再戦ならアーバンシックが優勢やろけど、路線ひとつでどの馬も楽しみ。」と記した。

 今年の菊花賞はダービー馬のダノンデサイルが直行するが、皐月賞馬でダービー2着のジャスティンミラノは天皇賞・秋に参戦し、ダービー3着のシンエンペラーはフランスG1の凱旋門賞に挑戦する。混戦ムードが漂う中、もう一つのトライアルで次週の神戸新聞杯にも注目が集まる。