「これは初耳」 即席みそ汁の望ましい保存方法 メーカーの呼びかけに感謝の声

AI要約

食品メーカーのマルコメ株式会社が調味料の正しい保存方法について呼びかけ。みそや即席みそ汁の冷蔵保存の重要性を伝える。

みその未開封保存は5~8度の冷蔵庫がおすすめであり、即席みそ汁も同様に冷蔵保存することで品質を保つことができる。

記事にはユーモアを交えつつ、夏の高温多湿な環境でのみその褐変現象に注意を促す。発酵食品のみそを上手に活用し、健康効果を期待したい。

「これは初耳」 即席みそ汁の望ましい保存方法 メーカーの呼びかけに感謝の声

 意外と知らない調味料の正しい保存方法。冷蔵保存すべきものを常温で保存していると、色や風味に変化が起きるなど、最後までおいしく食べられなくなってしまいます。食品メーカーのマルコメ株式会社は16日、公式X(ツイッター)アカウント(@marukome_family)で「みそがお家にある皆さまへ 大切なお知らせです」と呼びかけました。みその保存方法を紹介し、感謝の声が上がっています。

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 話題の投稿に添えられていたのは、時候のあいさつから始まる残暑見舞い。かしこまった雰囲気に驚きつつも、読み進めると「みそは暑さが大変苦手でございます。もし、常温のお部屋にいるようでしたら未開封でも、冷蔵庫や冷凍庫という涼しいお部屋へお引っ越しをお願い申し上げます」と、なんともユーモアたっぷりに、みその保存場所に注意を呼びかけています。

 同社の公式ホームページによると、みそは未開封であっても5~8度の冷蔵庫に保管することがおすすめ。そうすると、色や風味の変化を遅らせることができるそうです。また、一般家庭用の冷凍庫では、みそは凍らず、品質を保つことができます。

 さらに「ちなみに申し上げますと、この季節は即席みそ汁も冷蔵保存が望ましいです」とメッセージは続きます。同社は、即席みそ汁を冷蔵庫保存したほうが良い理由についても、公式ホームページで紹介しています。それによると、高温多湿な夏場などは、みその色が濃くなる褐変(かっぺん)という現象が発生しやすいため。おいしくいただくためにも、保存場所に気をつけましょう。

「お手数をおかけいたしますが本夏をおいしく乗り切るため、ご確認をお願いいたします。皆さまと、みそが元気に過ごせることを願って」と結んだ小粋な投稿には、11万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には、「親のようなみそ愛……」「みそへの愛を感じます」など、称賛の声が寄せられています。

 また、パック入りのみそは冷蔵保存していたものの、即席みそ汁は盲点だったという人が多く、「即席みそ汁も冷蔵庫! 初めて知りました、ありがとうございます」「即席はスルーしてた! ナイスアナウンスです」「即席も冷蔵保存なんだ これは初耳」など、感謝の声も殺到しています。

 発酵食品のみそを食べることは、腸内環境を整えるなど、さまざまな健康効果が期待できます。夏の暑さで体がバテ気味な季節。上手に保管して、日々の生活においしく取り入れたいですね。