吉兆!?「逆さ虹」現る 福島県田村市大越町の神田光子さんが撮影

AI要約

福島県田村市大越町で逆さ虹(環天頂アーク)が確認される不思議な光景が報告された。

主婦神田光子さんが撮影した逆さ虹は台風の接近と晴れ間の間に見られた珍しい現象で、色の順序が逆になる特徴がある。

気象台によると、逆さ虹は空中の氷の結晶によって太陽光が屈折されて現れ、通常の虹とは異なる形状と色を持つ。

吉兆!?「逆さ虹」現る 福島県田村市大越町の神田光子さんが撮影

 福島県田村市大越町で15日午後5時5分ごろ、虹が逆さに見える不思議な光景が確認された。「逆さ虹」(環天頂アーク)という大気光学現象で、上空に現れ、色の順序も逆に見えるのが特徴だという。

 市内大越町の主婦神田光子さんが撮影した。台風の接近に伴い自宅近くの天候を心配して見上げたところ、真上の空に発見した。数時間前に大雨が降るなどしていたが、晴れ間が広がった10分ほどの間に見られたという。

 仙台管区気象台によると、空中の氷の結晶に屈折した太陽光が差しこむことで現れ、通常の虹と逆の形で、色も上から紫から赤の順になっているという。

 神田さんは昨年末にも太陽が三つに見える「幻日」も確認しており、度重なる貴重な現象との遭遇に、家族とともに驚いている。