京都・祇園祭の宵々山 山鉾にともる駒形提灯、響く「コンチキチン」

AI要約

前祭の宵々山が祇園祭で開催され、23基の山鉾に駒形提灯がともされた。

夕暮れになると「コンチキチン」の祇園囃子が響き渡り、烏丸通りには露店が並びにぎやかになった。

山鉾巡行が17日に行われ、長刀鉾が四条烏丸を出発する。

京都・祇園祭の宵々山 山鉾にともる駒形提灯、響く「コンチキチン」

 京都・祇園祭は15日、前祭(さきまつり)の宵々山(よいよいやま)を迎えた。京都市中心部に立つ23基の山鉾(やまほこ)には夕暮れとともに駒形提灯(ちょうちん)がともり、「コンチキチン」の祇園囃子(ばやし)が響いた。目抜き通りの烏丸通などには露店が並び、山鉾を写真に収める人や厄よけちまきを求める人でにぎわった。

 17日の山鉾巡行を前に、16日夜は宵山(よいやま)、15日夜は宵々山、14日夜は宵々々山(よいよいよいやま)と呼ばれる。山鉾巡行は17日午前9時に始まり、先頭の長刀鉾(なぎなたほこ)が四条烏丸を出発する。(西崎啓太朗)