祇園祭 長刀鉾稚児 社参の儀 京都市東山区の八坂神社

AI要約

祇園祭の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾に乗る稚児が、八坂神社を参拝する「社参の儀」が行われました。

京都市下京区の長刀鉾町会所では、ことしの稚児を務める小学6年の西川雅基くんが、足が地面につかないように「強力」と呼ばれる男性に担がれ、白塗りの化粧に、鳳凰の豪華な柄の衣装を身に着け、金色の立烏帽子で登場しました。

稚児の西川くんは、7月17日に行われる祇園祭・前祭の山鉾巡行で、長刀鉾に乗ってしめ縄を切る大役を務めます。

祇園祭 長刀鉾稚児 社参の儀 京都市東山区の八坂神社

祇園祭の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾に乗る稚児が、八坂神社を参拝する「社参の儀」が行われました。京都市下京区の長刀鉾町会所では、ことしの稚児を務める小学6年の西川雅基くんが、足が地面につかないように「強力」と呼ばれる男性に担がれ、白塗りの化粧に、鳳凰の豪華な柄の衣装を身に着け、金色の立烏帽子で登場しました。西川君は、白馬にまたがると、2人の禿とともに四条通を進み、多くの見物客が見守るなか、およそ1.5km先の八坂神社に到着しました。西川くんは馬から降りて本殿に向かい、本殿で神職からお祓いを受けるなどして、巡行の無事を祈りました。社参の儀は「お位もらい」ともいわれ、十万石の大名と同じ位を授かるとされていて、長刀鉾町内で「神の使い」として扱われます。稚児の西川くんは、7月17日に行われる祇園祭・前祭の山鉾巡行で、長刀鉾に乗ってしめ縄を切る大役を務めます。