# 伝統行事

祭りに向け檜扇蔵出し 和歌山・新宮の速玉大社
14時間前

祭りに向け檜扇蔵出し 和歌山・新宮の速玉大社

 和歌山県新宮市の世界遺産・熊野速玉大社(上野顯宮司)は3日、14日に営む「扇立祭(おうぎたてまつり)」に向け、神前に立てる「檜扇(ひおうぎ)」7握(あく)の蔵出しをし、巫女(みこ)が丁寧にほこりを払った。 扇立祭は神前に立てた檜扇に神が降臨し、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を

祇園祭はじまる 長刀鉾稚児が「お千度の儀」
17時間前

祇園祭はじまる 長刀鉾稚児が「お千度の儀」

7月1日は、京都の夏を彩る祇園祭の幕開けの日です。京都市東山区の八坂神社では「前祭」の山鉾巡行で先頭の長刀鉾に乗る稚児らが「お千度の儀」にのぞみました。午前10時、参拝者らが見守る中、長刀鉾の稚児を務める西川雅基くんと、稚児を補佐する禿の小川門土くん、西淵一登くんが、白塗りの化粧

日本一早いくす玉開き!新1万円札の発行カウントダウン ビビる大木さんも登場 渋沢栄一の出身地・深谷で1800人が祝う
20時間前

日本一早いくす玉開き!新1万円札の発行カウントダウン ビビる大木さんも登場 渋沢栄一の出身地・深谷で1800人が祝う

 埼玉県深谷市出身の実業家渋沢栄一の新1万円札が3日に発行されたのに合わせ、市などは2日から3日にかけて、新1万円札発行のカウントダウンイベントを同市下手計の八基公民館・渋沢栄一記念館で開いた。会場には約1800人(主催者発表)の来場者が集まり、くす玉開きや鏡開き、ステージイベントなどを実施し

伊豆の国で「源氏あやめ祭」 中学生らが作った風車4000個が風で回る
2024.07.03

伊豆の国で「源氏あやめ祭」 中学生らが作った風車4000個が風で回る

 夏の恒例行事「第89回源氏あやめ祭」が7月6日・7日、温泉場出逢い通り(伊豆の国市長岡)を中心に開催される。(沼津経済新聞) 長岡地区で毎年7月の第1週に行う同イベント。例年1万人以上を動員する同地域最大のイベントで、昨年は期間中、1万8000人が会場を訪れた。 

幻の「曳き鉾」…悲願の復活へ 祇園祭の綾傘鉾 幕末の蛤御門の変で焼失
2024.07.03

幻の「曳き鉾」…悲願の復活へ 祇園祭の綾傘鉾 幕末の蛤御門の変で焼失

祇園祭前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行(17日)に参加する綾傘鉾が、江戸後期の約30年間だけ巡行し元治元(1864)年の蛤御門の変の大火で焼失した「曳(ひ)き鉾」の復活を検討していることが3日、分かった。綾傘鉾は昭和54年、曳き鉾がない「徒歩囃子」の形で巡行への参加を再開。別の山鉾から

「半夏まつり」古式ゆかしくみこし行列 宿場町の風情漂う福島・大内宿
2024.07.03

「半夏まつり」古式ゆかしくみこし行列 宿場町の風情漂う福島・大内宿

 下郷町の国重要伝統的建造物群保存地区「大内宿」で2日、800年以上の伝統を誇る「半夏(はんげ)まつり」が開かれた。宿場町の風情が漂う中、みこし行列が古式ゆかしく練り歩いた。 後白河天皇の第2皇子とされる高倉以仁王(もちひとおう)をまつる高倉神社の祭礼。季節の移ろいを示す「半夏の

「檜扇」7本を蔵出し、和歌山 新宮の世界遺産・熊野速玉大社
2024.07.03

「檜扇」7本を蔵出し、和歌山 新宮の世界遺産・熊野速玉大社

 和歌山県新宮市の世界遺産・熊野速玉大社で3日、無病息災などを願う「扇立祭」が始まるのを前に、神前に供える「檜扇」7本が虫干しのため蔵出しされた。 大社は室町時代のものとされる国宝の檜扇11本を保管。祭りでは損傷させないよう1964年に作られた複製品を使う。薄いヒノキの板に松竹梅

大内宿の夏の風物詩「半夏まつり」 みこしの行列が練り歩く かやぶき屋根の家並みの中 福島県下郷町
2024.07.03

大内宿の夏の風物詩「半夏まつり」 みこしの行列が練り歩く かやぶき屋根の家並みの中 福島県下郷町

 福島県下郷町の国重要伝統的建造物群保存地区・大内宿の夏の風物詩「半夏(はんげ)まつり」は2日、地区内で開かれた。かやぶき屋根の家並みの中をみこしの行列が練り歩いた。 高倉以仁王(もちひとおう)の霊をまつった「高倉神社」の祭礼で、家内安全や五穀豊穣を祈願する。本格的な夏の訪れとな

子供キリコ、変わらぬ熱気 宇出津・あばれ祭
2024.07.03

子供キリコ、変わらぬ熱気 宇出津・あばれ祭

  ●5、6日に本番 石川県無形民俗文化財「あばれ祭(まつり)」の子供キリコ祭りは2日、能登町宇出津地区一帯で始まり、13町内会の小中学生らが小型のキリコを担いで練り歩いた。担ぎ手は地震ででこぼこが残る道を「イヤサカヤッサイ」の掛け声とともに進み、神輿(みこし)とキリコが巡行する

漢方を身近に感じて 佐原・老舗薬局で薬膳かき氷販売 小川万貴子さん(26)【ひと模様】
2024.07.03

漢方を身近に感じて 佐原・老舗薬局で薬膳かき氷販売 小川万貴子さん(26)【ひと模様】

 香取市佐原地区にある1886(明治19)年創業の老舗オガワ薬局を営む家に生まれ育った。漢方を身近に感じてもらおうと、薬剤師として働く傍ら薬膳の要素を取り入れたかき氷を考案し、日曜日と祝日に販売している。 薬局以前は、江戸後期から85(明治18)年まで約100年、4代続いた漢方医

願い込めた短冊 小学生が飾り付け 七夕の日まで岩手・雫石町の商店街に
2024.07.02

願い込めた短冊 小学生が飾り付け 七夕の日まで岩手・雫石町の商店街に

岩手県雫石町では7月7日の七夕にあわせて、町内すべての小学生の短冊を商店街に飾るのが恒例行事となっています。7月2日は児童たちによる飾りつけが行われました。雫石町の西山小学校では2日、1・2年生37人が自分の願い事を書いた短冊を笹に結んでいきました。こ

茅の輪をくぐり無病息災を祈願 飛騨一宮水無神社で夏越大祓式
2024.07.02

茅の輪をくぐり無病息災を祈願 飛騨一宮水無神社で夏越大祓式

  高山市一之宮町の飛騨一宮水無神社で「夏越大祓式(なごしのおおはらえしき)」が行われ、参拝者が茅の輪をくぐって無病息災を祈願しました。  夏越大祓式は毎年6月30日に行われる神事で、正月から半年間の穢(けが)れを払って心身を清め、残りの半年の無病息災を祈ります。 

「無心で引いた」今年の祇園祭巡行 「山一番」は22年ぶり油天神山
2024.07.02

「無心で引いた」今年の祇園祭巡行 「山一番」は22年ぶり油天神山

祇園祭の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)の順番を決める「くじ取り式」が2日、京都市役所の市議会議場で行われた。前祭(さきまつり)(17日)で先頭の長刀(なぎなた)鉾に続く「山一番」は22年ぶりに油天神山が、後祭(24日)は6年ぶりに黒主山がそれぞれ引き当てた。議場にこの日、34の山

たいまつを手に五穀豊穣願う…小豆島の初夏の伝統行事「虫送り」【香川】
2024.07.02

たいまつを手に五穀豊穣願う…小豆島の初夏の伝統行事「虫送り」【香川】

香川県の小豆島で7月1日夜、江戸時代から続く伝統行事、「虫送り」が行われました。「火手(ほて)」と呼ばれるたいまつを手に持った地元住民ら約200人が、田んぼのあぜ道を歩いていきます。香川県の小豆島で江戸時代から続く伝統行事、「虫送り」です。たいまつの火で稲につく害虫

破魔矢を放ち「養老の滝」滝開き 岐阜・養老町、夏の行楽シーズン到来
2024.07.02

破魔矢を放ち「養老の滝」滝開き 岐阜・養老町、夏の行楽シーズン到来

 岐阜県養老郡養老町の養老公園にある養老の滝で1日、夏の行楽シーズン到来を告げる「滝開き」が行われ、修験者が破魔矢を放ち、観光客の安全を祈願した。 1924(大正13)年に始まり、100年目を迎えた伝統の行事。町観光協会が開き、98回目を迎えた。 土砂降りの雨の中、

能登の伝統行事「あばれ祭」 開催するかで町内会が出した答え
2024.07.02

能登の伝統行事「あばれ祭」 開催するかで町内会が出した答え

 石川・能登半島の各地では毎夏、伝統行事として大きいものでは重さ約4トン、高さ15メートルを超える灯籠(とうろう)(キリコ)を引き回す「キリコ祭り」が催される。その皮切りは、能登町宇出津(うしつ)地区の「あばれ祭」。だが、町内では1月の地震で震度6強の揺れに襲われ、災害関連死7人を含む9人が死

「ちょくちょく病気を健康に」子どもといっしょ 大きな茅の輪くぐれたよ 京都・亀岡
2024.07.02

「ちょくちょく病気を健康に」子どもといっしょ 大きな茅の輪くぐれたよ 京都・亀岡

 1年の折り返しを迎える30日、丹波各地の神社で「夏(なご)越(し)の大(おお)祓(はらえ)」が行われた。京都府亀岡市大井町の大井神社では青々としたカヤでできた大きな茅の輪を参拝者がくぐり、無病息災や悪疫退散を祈った。 大井神社の茅の輪は高さ2・7メートルほどで、氏子総代たちが調

北限の海女シーズン到来! 久慈・小袖海岸でウニ漁の素潜り実演
2024.07.02

北限の海女シーズン到来! 久慈・小袖海岸でウニ漁の素潜り実演

 久慈市小袖海女センター近くの海で1日、北限の海女による今季最初の定時実演が行われ、かすりはんてん姿の女性たちが観光客らに素潜りによるウニ漁を披露した。 同市の漁村では古くから素潜り漁が行われている。明治維新ごろに担い手がそれまでの男性から女性へと移り変わったとされ、100年以上

古都最大の祭礼・おん祭告げる「流鏑馬定」 春日若宮神社
2024.07.01

古都最大の祭礼・おん祭告げる「流鏑馬定」 春日若宮神社

古都最大の祭礼「春日若宮おん祭」(中心行事は12月15~18日)の事始めとされる「流鏑馬(やぶさめ)定(さだめ)」が1日、奈良市の春日大社摂社・若宮神社で行われた。おん祭は若宮神社の例祭で平安時代に開始。さまざまな行事や準備で構成されている。流鏑馬定は馬上から的を射る行事「流鏑馬

「笹の葉さらさら♪」JR松山駅にジャンボ七夕飾り登場 園児の”夢”短冊が利用者出迎え【愛媛】
2024.07.01

「笹の葉さらさら♪」JR松山駅にジャンボ七夕飾り登場 園児の”夢”短冊が利用者出迎え【愛媛】

7月7日の七夕に合わせて愛媛県松山市のJR松山駅で1日、今年も子どもたちの願いが込められたジャンボな七夕飾りが登場しました。園児の合唱:「笹の葉さらさら軒端に揺れる♪」JR松山駅で「たなばたさま」の歌を元気で高らかに歌っている園児たち。この駅では利用者