京都・祇園祭、宵山期間始まる 「宵々々山」、豪華な山鉾23基

AI要約

京都・祇園祭の前祭の山鉾巡行を3日後に控えた「宵々々山」が始まり、23基の豪華な山鉾が市中心部に立ち並んだ。

宵山期間の始まりで、雨が降ったりやんだりの天気でも多くの人が浴衣や甚平で山鉾を散策し、祇園ばやしの音楽を楽しんだ。

15、16日は歩行者天国となる前祭の期間で、大通りには露店も並ぶ。

 京都・祇園祭は14日、前半の見せ場となる前祭の山鉾巡行を3日後に控えた「宵々々山」を迎え、宵山期間が始まった。京都市中心部には豪華な装飾品で彩られた山鉾23基が立ち並び、大勢の人でにぎわった。

 雨が降ったりやんだりの天気で、日中の蒸し暑さは夕方には和らいだ。浴衣や甚平といった涼やかな格好で散策する人も。「コンチキチン」という祇園ばやしが鳴り響く中、巨大な鉾の内部を拝観したり、厄よけの「ちまき」を買い求めたりして、見物客は思い思いに楽しんでいた。

 前祭では14~16日が宵山期間。15、16日は市中心部の大通りが歩行者天国となり、露店も並ぶ。