復興へ「イヤサー」の響き 富山・氷見で祇園祭り本祭り、みこしや曳山巡行

AI要約

富山県氷見市の祇園祭りが雨の中行われ、復興を目指すまちに活気が満ち溢れていた。

南十町や御座町などのみこしや曳山が市中心部を巡行し、多くの見物人が集まった。

雨や地震の影響で一部の曳山が短縮されたり、中止されたりする中でも、祭りは盛大に行われた。

復興へ「イヤサー」の響き 富山・氷見で祇園祭り本祭り、みこしや曳山巡行

 富山県氷見市の祇園(ぎおん)祭りは14日、本祭りが行われ、雨の中、みこしや太鼓台、曳山が市中心部を巡行した。能登半島地震からの復旧・復興を目指すまちに「イヤサー」の威勢の良い声が響いた。5年ぶりに曳山の引き回しを予定していた南上町は雨のため中止し、山蔵で展示した。住民は「わくわくしていたのに残念」と話した。

 露店が並ぶ国道415号では南十町のみこしや太鼓台10基が巡行し、多くの見物人が見守った。御座町の曳山が続き、途中で子どもたちが楽しそうに引き回しを体験する場面もあった。

 雨や地震の被害の影響で、御座町と地蔵町の各曳山は短縮して巡行し、上伊勢町は山蔵から出しての展示を取りやめた。

 北六町のみこしや太鼓台6基の巡行もあった。