米消費者需要は堅調、「フロス」ではない=リッチモンド連銀総裁

AI要約

米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、消費者需要の堅調さを強調しつつも、家計が物価により敏感になっていると指摘。

バーキン氏は、非消費者向け住宅産業や金利に敏感な業界が強さを欠いているとし、消費者は価格上昇を考慮しながら支出を行っていると報告。

消費者向け製品メーカーや小売業者からのフィードバックによると、消費者は依然として支出を行うものの、価格に注意を払いながら選択しているとのこと。

米消費者需要は堅調、「フロス」ではない=リッチモンド連銀総裁

[パリ 28日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は28日、家計が物価に対してより敏感になり始めているものの、米国の消費者需要は依然堅調と述べた。

記者団に対し、「クレジットカードでの支払いなどリアルタイム指標は依然堅調だが、『フロス(小さい泡)』の状態ではないようだ」と指摘。非消費者向け住宅産業やその他の金利に敏感な業界は弱さが見られる数少ないセクターに含まれるとした。

バーキン氏は「消費者向け製品メーカーや小売業者と話をしていると、消費者は依然として支出はしているが、価格上昇を前提に選択をしているという話が聞かれる」とした。