住宅ローン変動金利、大手維持 auじぶん銀は初の上げ

AI要約

国内大手5銀行が7月に適用する住宅ローン金利を発表。変動金利は0.330~0.475%と維持される一方、auじぶん銀行は0.01%引き上げて0.329%とする。

日銀のマイナス金利解除に伴い市場金利が上昇し、最優遇の変動金利は三井住友信託銀行が最低の0.330%から三井住友銀行が最高の0.475%までとなっている。

住宅ローン事業の開始以来初の上昇となるauじぶん銀行の金利引き上げは、市場の動向によるものとされ、今後金利の動向が注目される。

 国内大手5銀行は28日、7月に適用する住宅ローン金利を発表した。契約者の7割が選択するとされる変動型は前月から維持して0.330~0.475%とした。一方、KDDI系のauじぶん銀行は新規契約向けで0.01%引き上げ0.329%にすると発表。住宅ローン事業の開始以来初の上昇となる。日銀のマイナス金利解除で市場金利が上昇する中、引き上げの動きが出てきた。

 大手5行の最優遇の変動金利はそれぞれ、三井住友信託銀行が0.330%、りそな銀行が0.340%、三菱UFJ銀行が0.345%、みずほ銀行が0.375%、三井住友銀行が0.475%。