マクドナルド、代替肉バーガーの試験販売は成功せず－米２都市で実施
AI要約
マクドナルドは植物由来の代替肉を利用したバーガーの販売試験が成功せず、消費者の需要はないと結論した。
代わりにマクドナルドは鶏肉製品に注力し、牛肉よりも鶏肉製品の売れ行きが良いと述べた。
植物由来の製品の試験販売は結果が出なかったが、欧州市場では良好な結果が出ている。
（ブルームバーグ）： 米マクドナルドは、植物由来の代替肉を利用したバーガーをサンフランシスコとダラスで試験的に販売していたが、成功しなかったことが分かった。米国部門のジョー・アーリンガー社長は26日、「どちらの市場でもうまくいかなかった」と述べた。
アーリンガー氏は、シカゴで開かれた米紙ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）主催のグローバル・フード・フォーラムで、米国の消費者は「『マックプラント』など植物由来のたんぱく質を使った製品をマクドナルドには求めていない」と述べた。その後、マクドナルドは同氏のこの発言について、2022年に終了した両都市での試験販売に言及したものだと説明した。同社はこれまで植物由来の製品について、欧州市場においてより良好な結果が出ていると述べている。
マクドナルドは現在、植物由来の製品ではなく、鶏肉製品に投資している。このところは牛肉より鶏肉製品の方が売れ行きが良いと、アーリンガー氏は述べた。
原題：McDonald’s Says Plant-Based Test in Two Key US Cities Failed (1)（抜粋）
(c)2024 Bloomberg L.P.
