韓国人が国内旅行を嫌う理由…7割が「休暇シーズンのぼったくり価格」

AI要約

韓国の成人男女6311人を対象に調査が行われ、国内旅行を敬遠する理由が明らかになった。主な要因は突然の値上げや繁忙期の飲食代の高騰である。

アンケートコメントからは、安くて近い日本や中国への旅行を選ぶ人や、スムーズな海外旅行の方がコストパフォーマンスが良いという声が挙がっている。

旅行選択の基準は費用と満足度であり、実質的な改善が必要であるとSKコミュニケーションズのアン・ジソン・メディアサービスチーム長が述べている。

韓国人が国内旅行を嫌う理由…7割が「休暇シーズンのぼったくり価格」

【07月29日 KOREA WAVE】韓国SKコミュニケーションズの時事調査サービス「ネイトQ」がこのほど、韓国の成人男女6311人を対象に「夏休みの国内旅行が敬遠される理由」を調べた。その結果、回答者の72%(4561人)が「突然値段が上がるぼったくり宿泊料金」と答えた。

それに続いたのが「繁忙期に特に高くなる飲食代」で17%(1116人)。オンシーズンを狙った宿泊料金や食べ物の値上げが国内旅行を避ける大きな要因として挙げられたのだ。この他に観光地の場所代徴収や駐車場難が挙がった。

アンケートのコメントでは「安くて近い日本や中国に行った方が良い」「お金がないなら逆に海外へ」「済州島(チェジュド)より東南アジアのほうが安くて満足感が大きい」などの反応があった。

SKコミュニケーションズのアン・ジソン・メディアサービスチーム長は「旅行は費用と比較した満足度が重要な選択基準。実質的な改善努力が必要だ」と述べた。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News