ロシア軍総兵力150万人 大統領令、12月に増員計画完了
ロシアのプーチン大統領は、ロシア軍の総兵力を150万人に増員する大統領令に署名した。
これにより、2022年12月に国防省が示していた計画が完了し、昨年の17万人増員に加えて更に18万人増員され、約3割の増員が実施される。
増員の理由として、特別軍事作戦やNATOの拡大に伴うロシアへの脅威増大が挙げられている。
ロシアのプーチン大統領は16日、ロシア軍の総兵力を12月1日に18万人増員し、150万人にする大統領令に署名した。
2022年12月に国防省が示していた「総兵力150万人」計画が完了する。プーチン氏は昨年12月、段階的措置として、大統領令で17万人増員し、132万人にしていた。
昨年初め時点の115万人と比べ、約3割の増員。国防省は「特別軍事作戦(ウクライナ侵攻)と北大西洋条約機構(NATO)拡大に伴うロシアへの脅威増大」を理由に挙げていた。