トランプ氏暗殺未遂 容疑者を「銃の不法所持」で訴追 裁判所では笑顔

AI要約

トランプ前米大統領を狙った暗殺未遂の事件で、容疑者が不法所持の疑いで訴追された。

容疑者は2つの銃を所持しており、事件はフロリダ州で発生した。

事件の詳細や容疑者の逮捕経緯について、捜査が進行中である。

トランプ氏暗殺未遂 容疑者を「銃の不法所持」で訴追 裁判所では笑顔

 トランプ前米大統領(共和党)を狙った暗殺未遂とみられる事件で、捜査当局は16日、シリアルナンバーが消された銃を所持するなど2件の銃の不法所持の疑いでライアン・ラウス容疑者(58)を訴追した。米メディアが相次ぎ速報で伝えた。今後、別の容疑でも訴追される可能性がある。

 FOXニュースによると、ラウス被告はこの日、南部フロリダ州の連邦地裁に手かせと足かせをつけられた状態で出廷。開廷前には公選弁護人と笑顔を交えながら会話をしていた。訴追内容の認否は30日に行われる予定。

 15日にフロリダ州で発生した事件では、トランプ氏がゴルフをしていたコースで、敷地の境界に近い茂みから銃身が突き出ているのを大統領警護隊(シークレットサービス)が見つけ、発砲した。その後スポーツタイプ多目的車(SUV)で逃走した容疑者を保安官事務所が拘束した。【ニューヨーク中村聡也】