東京23区の7月消費者物価指数2.2%増 3カ月連続で上昇幅拡大
東京23区の7月消費者物価指数が上昇し、生鮮食品を除いた指数が2.2%増加。
電気代やガス代が大幅に上昇し、ルームエアコンの費用も増加。
食料品では桃や外国産牛肉など価格が上昇し、指数の上昇幅が3カ月連続で拡大。
物価の上昇幅が広がっています。
東京23区の7月の消費者物価指数の速報値を総務省が発表し、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月と比べて2.2%上昇しました。
上昇率は前の月よりも0.1ポイント拡大しています。上昇幅が拡大するのは3カ月連続です。
電気代が19.7%、ガス代が11.6%上昇したほか、猛暑の影響などで、ルームエアコンが23.0%と大きく上昇しました。
食料品では、桃13.3%、せんべい12.3%、外国産牛肉11.4%などアップが見られました。
東京23区の消費者物価指数は全国に先駆けて発表されるため先行指標として注目されています。