「固め打ちの名人」吉井監督も信頼の22年ゴールデン・グラブ賞&盗塁王…ロッテの後半戦キーマン

AI要約

プロ野球後半戦がスタートし、混戦のセ・リーグとパ・リーグの展開が注目されている。

高部選手が怪我から復帰し、レギュラーとして成績を伸ばしている。吉井監督も期待を寄せている。

高部選手は打撃、走塁、守備と全てにおいて存在感を示し、チームの原動力となっている。

「固め打ちの名人」吉井監督も信頼の22年ゴールデン・グラブ賞&盗塁王…ロッテの後半戦キーマン

 プロ野球は26日から後半戦がスタート。混戦のセ・リーグを抜け出すのは? パ・リーグはソフトバンクの独走にストップをかけられるのか? スポーツ報知が、野球が復活する2028年ロサンゼルス五輪で侍ジャパンの候補になり得る選手を、後半戦のキーマンに選びました。

 レギュラーに定着した高部が、吉井ロッテを先導する。右肩手術の影響で昨季は1軍戦不出場だった22年のゴールデン・グラブ賞&盗塁王は、5月18日に2年ぶりの復帰。「練習でやっていることが少しずつできている」と中堅の定位置を獲得し、5月は・294、6月は・307、7月は・418(前半戦終了時)と高打率をたたき出した。

 4日の日本ハム戦(エスコン)では自身初の4安打。吉井監督も「固め打ちの名人」と信頼を寄せる。クリーンアップから下位打線まで、どの打順でも存在感はピカイチ。「ヒットを積み重ねられるようにやっていきたい」と意気込む走攻守そろう26歳が、首位・ソフトバンクを追う原動力となる。