「首位と8ゲーム差でまだチャンスがある」中日ドラゴンズの立浪和義監督 シーズン前半戦をオーナーに報告

AI要約

中日ドラゴンズはシーズン前半戦で好スタートを切り、首位を経験するものの得点力不足で借金「8」となりました。

立浪監督はチームの課題を話し合い、後半戦へ向けて巻き返しを図る意向を示しました。

大島オーナーも立浪監督に期待を寄せ、チームの浮上を託しました。

「首位と8ゲーム差でまだチャンスがある」中日ドラゴンズの立浪和義監督 シーズン前半戦をオーナーに報告

中日ドラゴンズの立浪和義監督が名古屋市の中日新聞本社を訪れ、大島宇一郎オーナーにシーズン前半戦の報告を行いました。

今シーズンは4月には引き分けを挟み6連勝を記録するなど最大貯金「6」もあり、2891日ぶりに首位に立つ好スタートを切りました。しかし、徐々に得点力不足が露呈し、前半終了時点で38勝46敗6分けの借金「8」。5位で折り返すこととになりました。

約30分の話し合いを終えた立浪監督は「『あと1本がなかなか出ないね』という話もありましたし、チーム全体の話もあった。チャンスでなかなか打てない原因であったり、対策など話をした」と振り返りました。

セ・リーグは、首位巨人とは8ゲーム差。Aクラスの入りのかかる3位DeNAとは5.5ゲーム差と混戦が続きます。後半戦へ向けて立浪監督は「首位と8ゲーム差で、チャンスがない数字ではない。1試合1試合しっかりやっていきたい」と巻き返しを誓いました。

大島オーナーは、「前半戦終盤は苦しい戦いが続きましたが、4月には2891日ぶりに首位に立つなど、昨季までとは違う戦いぶりを見せてくれていると思います。今年はまだ、十分にAクラスが射程圏内ですし、さらに上位を諦める状況ではありません。

立浪監督にはコーチ、選手、スタッフと協力しながら、ここまでの課題をしっかりと分析、把握して巻き返してほしい。後半戦は心機一転、春先のような快進撃を見られることを期待しています」とチーム浮上を指揮官に託しました。