【高校野球】滋賀学園が決勝進出 プロ注目の岩井天史は痛烈二塁打など2安打1打点にクローザーで締めた

AI要約

滋賀学園が草津を9-2で破り、夏の甲子園出場を目指す準決勝で勝利した。

試合では岩井天史選手が活躍し、2度の適時打を含む2安打1打点2得点を挙げた。

脇本投手が5回で降板し、高橋投手がリリーフ。岩井も3番手としてマウンドに上がり、無死満塁のピンチを凌ぎ、ゲームを締めくくった。

【高校野球】滋賀学園が決勝進出 プロ注目の岩井天史は痛烈二塁打など2安打1打点にクローザーで締めた

◆第106回全国高校野球選手権滋賀大会▽準決勝 滋賀学園9―2草津=7回コールド=(25日・マイネットスタジアム皇子山)

 15年ぶり2度目の夏の甲子園を目指す滋賀学園が、7回コールドで決勝進出を決めた。

 2回2死二塁から脇本輝士投手(3年)の左中間への適時二塁打で先制。3回には無死一塁からプロ注目の岩井天史遊撃手(3年)が右前安打でつなぎ、犠打で進んだ後、仲田隆玖左翼手(3年)の右犠飛で追加点を挙げた。5回にも仲田の右中間への2点二塁打などで一挙4点を追加。6回には岩井が右翼線への痛烈な適時二塁打を放つなど、3得点。岩井は2安打1打点2得点と潜在能力の高さを見せた。

 先発の脇本は5回に内野安打と自らのバント処理の悪送球で1死満塁のピンチを招いたところで降板。リリーフした高橋侠聖投手(3年)が押し出し四球と犠飛で2点は返されたが、6回はホームを踏ませなかった。さらに7回は岩井が3番手としてマウンドに登場。無死満塁のピンチを招いたが、最後は二直で三重殺に仕留め、ゲームセット。直球の最速は144キロだった。