センバツ出場の日本航空石川、小松商下し4強 系列校・日本航空の優勝も励み【高校野球石川大会】

AI要約

日本航空石川が準々決勝で勝利し、夏の甲子園出場への道を切り拓いた。

試合前に日本航空の系列校が山梨大会を制し、被災地との深い絆が勝利につながった。

中村隆監督は連帯感を表明し、他の被災校にも勇気と希望を与えたいと語った。

センバツ出場の日本航空石川、小松商下し4強 系列校・日本航空の優勝も励み【高校野球石川大会】

◇23日 全国高校野球選手権石川大会準々決勝 日本航空石川4―1小松商(石川県立野球場)

 7年ぶりの夏の甲子園出場を目指す日本航空石川が4強入り。2回の先制以降は追加点を奪えず苦しんだが、7回に段の適時打で勝ち越し。終盤に得点を重ねて逃げ切った。

 試合前、系列校の日本航空が山梨大会を制した吉報を知った。今年の元日に発生した能登半島地震でキャンパスが被災し、センバツまでの約2カ月間は山梨キャンパスで避難生活を送っていたため、例年以上に交流は深い。

 中村隆監督(40)は「自分のチームのことのようにうれしい。監督同士でアベック出場しようと誓い合ったので、後に続きたい」と力をもらった。