思ったよりも不潔...？ 米客室乗務員に聞いた、「機内で頼まないほうがいい」食べ物や飲み物
機内で注文すべきではないものには、氷や温かい飲み物、機内で調理される魚が含まれる。
氷は衛生的ではなく、氷スコップや容器も洗われていないことがある。
温かい飲み物についても、お湯を入れておく容器が十分に洗われていないことが問題である。
新型コロナウイルスによる規制が解除され、日常生活に旅行という楽しみが戻ってきた。 米『Redbook』誌の記者が、機内で決して注文すべきではないものは何か？と客室乗務員にたずねてみたところ、彼らは匿名で非常に正直に答えてくれたという。もちろん、これは特定のエアラインについての話ではなく、あくまで一般的な注意として言っていることをお忘れなく。
今度上空を飛ぶ際にドリンクのカートが回ってきたら、オーダーするものには気をつけよう。機内で頼まないほうがいいものと、その確固たる理由は以下のとおり。頭の片隅に入れて、ぜひとも安全な空の旅を楽しんで！
※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
「一番不潔なのは氷です」とスタッフ。「私たちはビニール袋に大きな氷が入った形で受け取るので、砕いて小さくしなければなりません。割るためには何でも使い、ビニール袋が破れることもよくあるので...。つまり氷は、決して衛生的とは言えません」
さらに、プラスチック製の氷スコップや容器は、洗わないケースもあるという。
「氷を移すたびに、容器は湿ったカビ臭い匂いがします。氷スコップを消毒したり交換したりすると思うかもしれませんが、そんなことは決してしません。僕は自分で洗うようにしますが、ご存知のように機内のトイレは水圧が十分ではないので、完全にきれいに洗うことは難しいのです」
「できれば温かい飲み物を避けるようにしましょう。お湯を入れておく容器を洗うことは滅多にありませんから...」とスタッフ。
お湯を入れておく容器はコーヒーを入れておく容器と同じだ。記者が話した客室乗務員の中で、シフト中に容器が洗われたのを見た人は一人もいなかった。
機内で魚を調理する時は、もちろん網焼きや直火焼きすることが難しい。
そのため、「魚はもとよりどの食品も基本的には水を使うタイプの電子レンジで温めます。真空パックの袋を開けてプレートに乗せ、基本的には魚を茹でて調理するのです。つまり、魚の上部は火が通っているように見えても、内部まで完全に火が通っているかどうか、目視では確認ができていないのです」とスタッフ。
