【約9割が不正解】日本で1番「森林率」が高い都道府県はどこ? 意外な答えに驚き

AI要約

日本で1番森林が占める割合が多い都道府県は高知県であり、森林率は84%となっています。

長野県や北海道といったイメージとは異なり、実際の森林率の順位は高知県が1位であることが分かりました。

高知県は自然に恵まれた地域であり、経済面でも県内総生産が2兆3764億円となっており、注目されています。

【約9割が不正解】日本で1番「森林率」が高い都道府県はどこ? 意外な答えに驚き

日本で1番「森林が占める割合が多い都道府県」はどこかご存知でしょうか。

今回アンケートを取ったところ、全体の約1割が知っているということが分かりました。

記事後半では、日本で1番「森林が占める割合が多い都道府県」の経済面について紹介します。

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LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女200名を対象に、「長野県」「北海道」「高知県」「岐阜県」の4択のうち、「森林が占める割合が1番多い都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の41%が長野県と回答。

次に多かったのが38%の北海道。そして11%の高知県、岐阜県という順番になりました。

回答数が圧倒的に多かった、長野県と北海道は森林が多いイメージがありますが、実際の順位はどうなっているのでしょうか…。

林野庁が公表している「都道府県別森林率・人工林率」によると、森林が占める割合が1番多い都道府県は高知県の84%で、森林の面積は59万4188ヘクタールとなっています。

次に81%の岐阜県、79%の長野県と続き、選択肢にあった北海道は17位の71%。北海道は全国屈指の広さを誇る、石狩平野と十勝平野が影響しているのかもしれませんね。

ちなみに、日本で1番森林が占める割合が少ない都道府県は、千葉県の29%。森林の面積は14万8328ヘクタールでした(2021年度)。

ここからは、高知県について紹介します。

高知県は四国全域の約38%、日本全土の約2%となる約7104平方キロメートル。全国で18番目に広い面積に約65万人が暮らしています。

自然に恵まれたスポットが多く、美しい川としても有名な仁淀川や、四国最長の四万十川。透明度が抜群の海が魅力の柏島などがあります。

経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目2兆3764億円。県民所得は1兆8147億円でした。

いかがでしょうか。今回は日本で1番「森林が占める割合が多い都道府県」について紹介しました。

●調査概要

 ・クロス・マーケティング QiQUMO

 ・林野庁「都道府県別森林率・人工林率(令和4年3月31日現在)」

 ・高知県「高知県森林・林業の現況」

 ・千葉県「ちばの森林」

 ・高知県「風土」

 ・高知県「高知県の推計人口」

 ・高知県「高知県県民経済計算の概要」