モスクワ郊外にロシア製の旅客機墜落 乗員3人死亡、テスト飛行中

AI要約

ロシアの小型旅客機スホイ・スーパージェットがモスクワで墜落し、乗員3人が死亡。テスト飛行中で事故原因は不明。

旅客機はガスプロム所有で、共同開発エンジンを搭載。過去にも事故が多く起きている機種。

ウクライナ侵攻後の部品不足などからロシアの旅客機故障が相次いでいる。

モスクワ郊外にロシア製の旅客機墜落 乗員3人死亡、テスト飛行中

 ロシアの小型旅客機スホイ・スーパージェットが12日、モスクワ郊外に墜落し、乗員3人が死亡した。インタファクス通信などが伝えた。テスト飛行中だったという。事故原因は不明だが、ロシアではウクライナ侵攻後、米欧製の部品不足などから旅客機の故障が相次いでいる。

 報道によると、旅客機は大規模修理を終えてテスト飛行に出発。緊急信号を発信した後に着陸を試みたが、墜落した。旅客機は2014年製造で、ロシアの天然ガス最大手ガスプロムが所有していたという。

 スホイスーパージェットはフランスとの共同開発エンジンを搭載。12年にインドネシアでデモ飛行中に墜落したほか、19年にはモスクワの空港で緊急着陸後に炎上して40人以上が死亡した。