東日本で「魚がおいしい」と思う地域はどこ? 3つのエリアを紹介!

AI要約

日本の周囲を海に囲まれ、多様な食文化が発展していること。

北海道では秋鮭やルイベ漬けなど北海道ならではの魚が楽しめること。

青森県や東京都でも地域ごとの魚食文化が豊かで、各地域で特色ある魚料理が味わえること。

東日本で「魚がおいしい」と思う地域はどこ? 3つのエリアを紹介!

 周囲を海に囲まれ、古くから漁場に恵まれてきた島国・日本。寿司や刺身、焼き魚、煮魚など多様な食文化が発展し、季節や地域ごとに旬の地魚が楽しめるのも大きな魅力です。

 そこで今回は「東日本で『魚がおいしい』と思うのはどこ?」というテーマで、3都道県について解説します。

 日本の最北端に位置する北海道。広大な北の台地は、雄大な自然に抱かれた食材の宝庫として旅行客にも大人気です。

 たとえば産卵のために生まれた川へ戻ってくる秋のサケは、「秋鮭」と呼ばれる北海道の風物詩。鮭やイクラを調味料に漬け込んでから凍らせる「ルイベ漬け」は有名ですね。他にもホッケやニシンなど、北海道に代表される魚が数多くあります。

 本州最北端に位置し、東は太平洋、西は日本海、そして北は津軽海峡に囲まれている青森県。農業や漁業が盛んで、特に県東部の八戸漁港は、かつて3年連続で水揚げ量日本一となったほどの規模を有しています。

 また津軽海峡といえば、下北半島の大間町で水揚げされる豪快な一本釣りの「大間まぐろ」が有名ですね。また、県西部の鯵ヶ沢町は浜沿いにカーテンのように並ぶイカの生干しで知られ、近年は世界遺産・白神山地の清流を利用した幻の川魚「イトウ」の養殖で注目されています。

 政治・経済・文化の中心地として多くの人口を抱える東京都。江東区に位置する豊洲市場には、全国から新鮮な魚介類が集まります。

 また近年では、アナゴやマコガレイなど「江戸前」と呼ばれる東京湾の魚も見直されるようになりました。八丈島や小笠原諸島では「島寿司」が有名で、タイやマグロ、シイラやトビウオなどさまざまな魚をヅケにして握ります。

 ここまで、東日本3都道県の魚について説明しました。こうしてみると、日本は本当に地域ごとの魚食文化が多様であることが分かりますね。あなたが「魚がおいしい」と思う東日本の地域はどこですか?