業界別、大学就職者数ランキング「新聞」狭き門3社に共通の1位

AI要約

大学通信は、2023年の企業ごとの大学別就職者数をランキング形式で発表している。朝日新聞社、日本経済新聞社、毎日新聞社、読売新聞社からのデータを基に、結果を示したランキングが掲載されている。

2023年の「新聞」業界の大学別就職者数ランキングによると、朝日新聞社、日本経済新聞社、読売新聞社などのトップ企業は、特定の大学から多くの就職者を輩出していることがわかる。その中でも、1位に共通してランクインする大学もあり、差が見られる。

新聞業界は就職規模が小さいため、競争率が高いとされている。就職者数やランキングを通じて、各大学の新聞業界での強みや位置づけがうかがえる。

業界別、大学就職者数ランキング「新聞」狭き門3社に共通の1位

 大学通信は、2023年の企業ごとの大学別就職者数をランキング形式で発表している。第7弾は「新聞」業界から、朝日新聞社、日本経済新聞社、毎日新聞社、読売新聞社の大学別就職者数を紹介する。3位には慶應義塾大学、上智大学、大阪大学などがランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトから確認できる。

 ランキングは、医科・歯科の単科大等を除く全国749大学を対象に2023年春の就職状況を調査。566大学から得た回答をもとに、就職者数をランキング化した。就職者数にはグループ企業や大学院修了者を含む場合あり。大学により一部の学部・研究科を含まない場合がある。なお、東京大学は「東京大学新聞」、京都大学は「京都大学新聞」より集計。

 2023年の「新聞」業界の大学別就職者数ランキングをみると、朝日新聞社は3位に「慶應義塾大」「上智大」「立命館大」「関西学院大」が各2人でランクインし、7位からは「東京大」「電気通信大」「一橋大」など16大学が就職者数1人で並んだ。

 日本経済新聞社は、3位「上智大」7人、4位「東京大」5人、5位「筑波大」4人、6位「東京外国語大」「一橋大」「名古屋大」「東京都立大」各2人。

 毎日新聞社は、同率1位に就職者数2人で2大学、3位以下は就職者数1人で11大学がランクイン。3位は「愛媛大」「長崎大」「青山学院大」「甲南女子大」など。

 読売新聞社は、3位に「大阪大」「慶應義塾大」「中央大」各4人が並び、6位に「東京大」「上智大」「法政大」「明治大」各3人が並んだ。

 「新聞」業界は就職規模がそれほど大きくなく、狭き門であることがうかがえる。その中でも、朝日新聞社、日本経済新聞社、読売新聞社の3社は1位に共通の大学がランクイン。就職者数もそれぞれ6人、14人、13人と他大学に差をつけており、新聞業界での強さがうかがえるランキングとなった。

 大学通信のWebサイトでは、各社のランキング1位の大学から、就職者数1人の大学まで、就職者を輩出した大学をランキングで紹介している。