岸田文雄首相、定額減税『効果出てきている』発言と報道も…国民は疑問の声 「現実が見えてない」「根拠を説明しないと」

AI要約

岸田文雄首相が賃上げや減税の効果について述べ、ネット上で批判が殺到している。

首相は効果が出てきていると主張し、その根拠を求める声が上がっている。

国民の物価高への苦しみとの乖離について、懸念の声が広がっている。

岸田文雄首相、定額減税『効果出てきている』発言と報道も…国民は疑問の声 「現実が見えてない」「根拠を説明しないと」

 岸田文雄首相は27日、賃上げや今月からの定額減税について「効果がだんだんと出てきている」と述べた、と毎日新聞が報道。これを受けてネット上は「はぁ?」「どこをどう見て効果出てんだよ」「次のあだ名は『錯覚メガネ』かな」といったツッコミがあふれた。

 毎日新聞によると、自民党の渡海紀三朗政調会長らと首相官邸で面会した岸田首相は、「政府で取り組んできた賃上げや定額減税の効果がだんだんと出てきている。秋口に向けて、効果が明らかになっていくのに合わせて、(電気代・ガス代補助)対策も国民にしっかりと届けたい」などと発言したと、同席した松本洋平政調副会長が記者団に明らかにしたという。

 多くの国民が物価高に苦しむ中、感情を逆なでするような発言にX(旧ツイッター)には「みなさーん効果出てますか?」「ある訳ないやん」「こいつ本気で言ってる?」「いったい何を見て言ってるんでしょうか?謎」など怒りやあきれの声が殺到。

 「現実が見えてないって怖いね」「そのメガネは何も見えない」「効果が出てきていると言うなら、その根拠を具体的に説明しないと誰も信じない。政治不信を助長しているだけ」「減税なんか年間たったの4万円の1回限り、そんなのが景気対策になるわけがない。岸田首相の頭の中はどんなお花畑なのでしょうか」といった書き込みがあがった。