伊藤惇夫氏 岸田首相の実績「派閥」「政治資金規正法改正」「定額減税」などを論破

AI要約

政治アナリストの伊藤惇夫氏がTBS系「ひるおび」に出演し、岸田首相の実績を否定。派閥解消や政治資金規正法の改正などについて論破した。

定額減税や物価高対策にも疑問を投げかけ、24カ月連続の実質賃金マイナスや円安問題の解消に言及した。

コメンテーターたちも政府の施策や総裁選後の支援策に厳しい意見を述べた。

伊藤惇夫氏 岸田首相の実績「派閥」「政治資金規正法改正」「定額減税」などを論破

 政治アナリストの伊藤惇夫氏がTBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。21日に岸田文雄首相が会見で実績としてあげた「派閥」「政治資金規正法改正」「定額減税」「物価高対策」について、1つずつ論破した。

 伊藤氏は、「派閥解消は中途半端。政治資金規正法の改正はほとんど進んでない。定額減税はやりましたけど、24カ月連続で実質賃金はマイナス。物価高対策は円安の問題を解消しないと、解消しない」と否定的だった。

 コメンテーターでジャーナリストの大谷昭宏氏は定額減税について、番組で出された給与明細を引き合いに出し、「印象づけるだけ。見え透いている」と人気取りを強調した。

 物価高に関連しては、「酷暑乗り切り緊急支援」を出してきた。猛暑対策として、政府は8月分から3カ月限定で電気、ガス代の補助を打ち出した。同じくコメンテーターの八代英輝弁護士は、「(9月の)総裁選が終わったら終わるのか。冬の方が電気代は厳しいのに、ないのか」と厳しく突っ込んでいた。