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24万の名刻まれた平和の礎で遺族ら祈り 沖縄慰霊の日
沖縄戦から79年が経過し、県民の4人に1人が犠牲になった慰霊の日が行われた。
沖縄県糸満市摩文仁の平和の礎では、戦争体験者や遺族が亡くなった人々に祈りを捧げた。
多和田真好さんなど、訪れた人々は戦没者を偲び、亡くなった親族に手を合わせた。
![24万の名刻まれた平和の礎で遺族ら祈り 沖縄慰霊の日](/img/article/20240623/667781b1ed613.jpg)
県民の4人に1人が犠牲になった沖縄戦から79年。「慰霊の日」を迎えた沖縄では23日、早朝から戦争体験者や遺族らが沖縄県糸満市摩文仁の「平和の礎(いしじ)」を訪れ、亡き人たちに祈りを捧げた。
平和の礎には、沖縄戦戦没者ら24万人余の名前が刻まれている。
那覇市の多和田真好さん(85)はこの日、息子(49)と2人で訪れた。一緒に逃げながらも、米軍の火炎放射器に焼かれて亡くなった叔父の真章さんに手を合わせた。