# 戦争体験者

24万の名刻まれた平和の礎で遺族ら祈り 沖縄慰霊の日
2024.06.23

24万の名刻まれた平和の礎で遺族ら祈り 沖縄慰霊の日

 県民の4人に1人が犠牲になった沖縄戦から79年。「慰霊の日」を迎えた沖縄では23日、早朝から戦争体験者や遺族らが沖縄県糸満市摩文仁の「平和の礎(いしじ)」を訪れ、亡き人たちに祈りを捧げた。 平和の礎には、沖縄戦戦没者ら24万人余の名前が刻まれている。 那覇市の多和

沖縄戦に巻き込まれた人々の白黒写真、200枚以上をカラー化…「どこか遠い歴史」から「自分事」に
2024.06.18

沖縄戦に巻き込まれた人々の白黒写真、200枚以上をカラー化…「どこか遠い歴史」から「自分事」に

 大阪市の会社員男性(44)が、太平洋戦争末期の沖縄戦に巻き込まれた住民たちを撮影した白黒写真200枚以上をカラー化した。負傷し、手当てを待つ子どもらの表情が色鮮やかに再現され、男性は「戦争体験者が高齢化して語れなくなっている。カラー化写真を通じて目を向けてほしい」と話し、SNSで公開している

ガダルカナル島上空で戦死した「零戦隊指揮官」が残した「1枚の写真の謎」
2024.06.11

ガダルカナル島上空で戦死した「零戦隊指揮官」が残した「1枚の写真の謎」

 長年、戦争体験者やご遺族の取材をしていると、当時の貴重な資料や写真に出会うことがしばしばある。ただ写真は、説明もなくバラバラに箱に入ったままの状態で数十年放置されていることが少なくない。本人が戦死したりすでに亡くなっている場合、写真について聞くこともできないから、自分で解き明かすしかない。<

命じておいて信号文も知らない…「無能な司令部」が語った「ミッドウェー海戦」大敗北の「責任逃れな言い訳」
2024.06.10

命じておいて信号文も知らない…「無能な司令部」が語った「ミッドウェー海戦」大敗北の「責任逃れな言い訳」

 私が2023年7月、上梓した『太平洋戦争の真実 そのとき、そこにいた人は何を語ったか』(講談社ビーシー/講談社)は、これまで約30年、500名以上におよぶ戦争体験者や遺族をインタビューしてきたなかで、特に印象に残っている25の言葉を拾い集め、その言葉にまつわるエピソードを書き記した1冊である

戦争テーマの催し企画、12月開催目指す 富山県内高校生団体「輪音」
2024.05.27

戦争テーマの催し企画、12月開催目指す 富山県内高校生団体「輪音」

 戦争体験者の記憶を継承する富山県内高校生のグループ「輪音(わおん)」は26日、高岡市ふれあい福祉センターで総会を開き、メンバーが今後の活動や催しの内容を話し合った。悲惨な経験を次世代に伝えるため、12月ごろに戦争などをテーマにした親子向けの謎解きイベントを開くことを決めた。 輪

戦後、かつて重慶で撃墜した中国空軍パイロットと奇跡の再会…満107歳を迎えた「零戦の初空戦」に参加した元パイロットの証言
2024.05.20

戦後、かつて重慶で撃墜した中国空軍パイロットと奇跡の再会…満107歳を迎えた「零戦の初空戦」に参加した元パイロットの証言

 私が2023年7月、上梓した『太平洋戦争の真実 そのとき、そこにいた人は何を語ったか』(講談社ビーシー/講談社)は、これまで約30年、500名以上におよぶ戦争体験者や遺族をインタビューしてきたなかで、特に印象に残っている25の言葉を拾い集め、その言葉にまつわるエピソードを書き記した1冊である