NY円、143円台後半

AI要約

20日のニューヨーク外国為替市場で円相場が1ドル=143円87~97銭となるなど、円安ドル高の動きが見られた。

日銀が政策金利を据え置きとし、追加利上げペースが緩やかになるとの観測が広がった。これにより円売りドル買いが優勢となった。

日米の金利差が開いた状況が当面続くとの見方から、円相場の動向に注目が集まっている。

 【ニューヨーク共同】20日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比1円30銭円安ドル高の1ドル=143円87~97銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.1158~68ドル、160円59~69銭。

 日銀が20日の金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決定。植田和男総裁の記者会見での発言を受け、追加利上げペースが緩やかになるとの観測が広がった。日米の金利差が開いた状況が当面続くとの見方から、円売りドル買いが優勢だった。