“乗り鉄”にはたまらない! JRで3日間 全国どこでも行けるオトクな「秋の乗り放題パス」とは?

AI要約

JRグループ各社は、10月14日の「鉄道の日」に合わせ、秋の乗り放題パスを発売中です。このきっぷは3日間有効で全国のJR線を乗り放題になっており、特急列車も一部利用可能です。

価格はおとな7850円、こども3920円で、発売期間は9月13日から10月18日まで。利用するには、10月5日から10月20日までの間に有効期間初日を選択する必要があります。

おトクに利用するためには、7850円以上のルートでこのパスが有利です。目安として、東京駅を起点に東海道方面なら菊川駅、東北方面なら那須塩原駅、上越方面なら浦佐駅がおすすめです。

“乗り鉄”にはたまらない! JRで3日間 全国どこでも行けるオトクな「秋の乗り放題パス」とは?

 JRグループ各社(JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州)は、10月14日の「鉄道の日」に合わせ、「秋の乗り放題パス」を発売中です。

 秋の乗り放題パスは、日本全国のJR線の普通および快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリーが「連続する3日間」、自由に乗り降りできるきっぷです。

 BRTについては、気仙沼線BRT(柳津~気仙沼間)、大船渡線BRT(気仙沼~盛間)、JR九州バス日田彦山線BRT(添田~日田間)の利用が可能です。

 JR線以外の鉄道については、青い森鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道、ハピラインふくいについて「通過利用の特例」として乗車が可能で、それぞれ途中下車できる駅も設定されています。ただし利用区間等についてはそれぞれ制限が設けられています。

 また特急列車については、特例として一部区間で普通車指定席の空席、普通車自由席の利用が可能となっています。

 価格はおとな7850円、こども3920円で、全国のJRの主な駅、JRの旅行センターおよび主な旅行センターで取り扱います。

 発売期間は2024年9月13日(金)から10月18日(金)まで、利用期間は10月5日(土)から10月20日(日)までで、購入にあたっては、有効期間初日(利用開始日)の選択が必要です。

 同様に“普通車乗り放題”という性格を持つ「青春18きっぷ」(1万2050円)と比べると、1日あたりの価格はやや高くなっており、「連続する3日間」という有効期間の設定からも、「毎日列車で移動する旅のスタイルを好む人」に向けた商品とも言えそうです。

 ではこのパスをおトクに利用するためには、どのくらいの距離、JR線を利用する必要があるのでしょうか。

 単純化して考えると、ふつうに購入した場

合のきっぷの価格が7850円以上になるルートであれば、このパスのほうが有利であると言えます。往復の旅程を想定するなら、片道3925円以上ということです。

 こうしたルートを調べてみた結果、東京駅を起点に東海道方面に向かう場合は静岡県の菊川駅(東海道本線)、東北方面であれば那須塩原駅(東北本線)、上越方面であれば浦佐駅(上越線)あたりが目安となりそうです。