ロシア軍のT-80 厳重に施した自爆ドローン対策“効果なし”あっけなく撃破された理由とは

AI要約

ウクライナ国防省がロシア軍のT-80主力戦車を撃破した映像を公開。

攻撃を行ったのは第68猟兵旅団に所属するドローンオペレーター。

新規製造されたT-80BVMには専用のコープケージが標準装備。

ロシア軍のT-80 厳重に施した自爆ドローン対策“効果なし”あっけなく撃破された理由とは

 ウクライナ国防省は2024年9月20日、ロシア軍のT-80主力戦車を撃破した映像を公式Xに投稿しました。

 この車両の攻撃を担当したのは第68猟兵旅団に所属するドローンオペレーターとのことです。

 今回撃破された車両は、ドローン対策のためなのか、車体上部のいわゆる「コープケージ(鳥かご)」と言われる砲塔部分についた屋根型のモジュール以外にも、車体側面まで、金網製か鉄板製と思われるスラットアーマで覆っていましたが、ドローオペレーターは車体後方の隙間を狙って撃破しており、同軍のオペレーターの練度の高さがうかがえます。

 

 T-80は2022年2月から始まったウクライナ侵攻以降、生産ラインを復活させアップグレード版であるT-80BVMを、旧車両の改修ではなく新規製造しているという報道もあります。なお、2024年2月から納入されているT-80BVMは、専用のコープケージが標準装備となっています。