# 金融政策

ECB、利下げ決定で長期的なインフレ懸念に目をつぶる-議事要旨
5時間前

ECB、利下げ決定で長期的なインフレ懸念に目をつぶる-議事要旨

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)当局者らは先月の利下げ決定時に、長期的なインフレに対する懸念に目をつぶった。インフレについて完全な見通しが立つのを待っていれば、後手に回ると考えた。4日に公表された6月5、6両日の政策委員会の議事要旨によると、当局者らはエネルギーと食料

マウントゴックスとドイツ当局のウォレットに動き──トークン売却の意図を示している可能性
8時間前

マウントゴックスとドイツ当局のウォレットに動き──トークン売却の意図を示している可能性

ビットコイン(BTC)は欧州時間朝に5万8000ドルを割り込んだ。24時間での損失を5%近くまで拡大し、5月初旬以来の水準まで下落した。この暴落は、閉鎖された暗号資産(仮想通貨)取引所マウントゴックス(Mt. Gox)のウォレットが1カ月ぶりに動きを見せたことと、ドイツの連邦刑事

日経平均株価とTOPIX、ダブルで最高値 円安、脱デフレ期待背景
8時間前

日経平均株価とTOPIX、ダブルで最高値 円安、脱デフレ期待背景

 4日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は5営業日連続で値上がりし、終値は4万913円65銭と史上最高値を約3カ月ぶりに更新した。より市場全体の値動きを反映する東証株価指数(TOPIX)も上昇して終値で2898・47を付け、バブル経済期の1989年12月以来、約34年半ぶりに最高値を塗

ECB、フランスへの支援には「非常に高い」ハードルを-プラート氏
8時間前

ECB、フランスへの支援には「非常に高い」ハードルを-プラート氏

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)は、金融市場でストレスが発生した場合に安易にフランスを支援することはないと、投資家に理解させる必要がある。ECB前チーフエコノミストのピーター・プラート氏が述べた。同氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、ECBは金融政策が財

日経平均株価とTOPIX 終値で最高値更新 大手証券会社幹部「新たな局面に」
9時間前

日経平均株価とTOPIX 終値で最高値更新 大手証券会社幹部「新たな局面に」

東京株式市場で株価が上昇し、日経平均株価や東証株価指数「TOPIX」が終値での史上最高値を更新して取引を終えました。 4日の東京株式市場は半導体関連株や自動車など輸出関連株が上昇しました。 日経平均の終値は3日よりも332円高い4万913円で、3月22日以来、約3カ

「利上げすると住宅ローン金利が~」と騒いではいけない…パックン&エミンが利上げは必須と口を揃える理由
11時間前

「利上げすると住宅ローン金利が~」と騒いではいけない…パックン&エミンが利上げは必須と口を揃える理由

円安はさらに進むのか、円高に戻るのか。見通しが難しい中で消費者も企業も動きにくい状況が続いている。お笑い芸人のパックンことパトリック・ハーランさんとエコノミストのエミン・ユルマズさんに、円安の行方と日銀の利上げ、FRBの利下げの見通しについて語ってもらった――。■1ドル200円で

米労働市場の勢い減退、ADPと失業保険データも裏付け
13時間前

米労働市場の勢い減退、ADPと失業保険データも裏付け

(ブルームバーグ): 3日に発表された米国の2つの雇用関連統計は、米労働市場が勢いを失いつつあることを裏付ける新たな証拠となった。ADPリサーチ・インスティテュートのデータは米民間雇用者数の増加ペースが6月に一段と減速したことを示した。また米労働省発表のデータによると、失業保険の

物価と賃金の好循環、「エコノミストが懸念」の理由
19時間前

物価と賃金の好循環、「エコノミストが懸念」の理由

東洋経済新報社の記者・編集者が、SBI証券のチーフエコノミストの松岡幹裕氏とともにマーケットを展望する動画連載「Market Trend Report」。第11回前編は「物価と賃金の好循環は実現するのか」です。松岡氏が解説します。 「物価と賃金の好循環は実現しても緩やかだろう」<

〔NY外為〕円、161円台後半(3日)
21時間前

〔NY外為〕円、161円台後半(3日)

 【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク外国為替市場では、低調な米経済指標を受けていったんは円買い・ドル売りが優勢となったものの、雇用統計の発表を週末に控えた持ち高調整でドルが買い戻され、円相場は1ドル=161円台後半に小幅下落した。午後5時現在は161円67~77銭と、前日同時刻(161円4

利下げに「追加情報」必要 米FRB、慎重論相次ぐ
22時間前

利下げに「追加情報」必要 米FRB、慎重論相次ぐ

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は3日、6月11、12両日に開いた前回連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公表した。出席者は「物価上昇率が目標の2%へ持続的に向かっているとの確信を深める追加情報を得るまで利下げは不適切」と強調。早期の利下げへの慎重論が相次いだ。<

金融政策判断「経済指標を慎重に見極める」…6月FОМC議事要旨
22時間前

金融政策判断「経済指標を慎重に見極める」…6月FОМC議事要旨

 【ワシントン=田中宏幸】米連邦準備制度理事会(FRB)は3日、6月11日~12日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公開した。参加者は、金融引き締め政策をいつまで維持すべきかについて「不確実性がある」との認識を示し、引き続き今後の経済指標を慎重に見極める考えを共有した。

米FRB議事録、早期利下げの慎重論相次ぐ
22時間前

米FRB議事録、早期利下げの慎重論相次ぐ

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は3日、6月の連邦公開市場委員会で「物価上昇率が目標に向かう確信を深める追加情報を得るまで利下げは不適切」などと早期の利下げに慎重意見が相次いだとする議事録を公表した。

FRB、物価圧力緩和を確認 利下げには一層の確信必要=議事要旨
23時間前

FRB、物価圧力緩和を確認 利下げには一層の確信必要=議事要旨

[ワシントン 3日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が3日公表した6月11─12日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、当局者は「物価圧力が弱まっている」という認識を示ししつつも、利下げに踏み切る前に様子見姿勢を維持したいという考えを示していたことが分かった。<

FOMC、インフレ鈍化のさらなる証拠を待つ-6月議事要旨
2024.07.04

FOMC、インフレ鈍化のさらなる証拠を待つ-6月議事要旨

(ブルームバーグ): 米連邦公開市場委員会(FOMC)が6月11-12日に開いた会合では、インフレが冷え込んでいることを示すさらなる証拠を待ちたいとの認識が示された。高金利をいつまで維持するかを巡っては意見が分かれた。7月3日に公表された議事要旨で明らかになった。議事要旨によると

ECB利下げ、年内あと2回が妥当だろう-ギリシャ中銀総裁
2024.07.04

ECB利下げ、年内あと2回が妥当だろう-ギリシャ中銀総裁

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、ギリシャ銀行(中銀)のストゥルナラス総裁は、インフレと景気拡大に関する最近のデータはECBによる追加利下げの論拠を後押しすると指摘、年内あと2回の利下げが妥当との見方を示した。ストゥルナラス氏はインタビューで、「一

米製造業新規受注、5月は前月比0.5%減 予想外に減少
2024.07.04

米製造業新規受注、5月は前月比0.5%減 予想外に減少

[ワシントン 3日 ロイター] - 米商務省が3日発表した5月の製造業新規受注は前月比で0.5%減と前月の0.4%増から予想外に減少に転じた。企業の設備投資が当初の予想より鈍化していることが示された。ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.2%増。経済の10.3%を占める

ECB、追加利下げ急ぐべきでない=スロベニア中銀総裁
2024.07.04

ECB、追加利下げ急ぐべきでない=スロベニア中銀総裁

[シントラ(ポルトガル) 3日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのバスレ・スロベニア中銀総裁は3日、デイスンフレの頓挫につながるリスクが多いとし、ECBは追加利下げを急ぐべきではないとの見解を示した。バスレ氏は、ECBの現在の政策金利は経済成長を阻害し

米中立金利、それほど上昇していない=NY連銀総裁
2024.07.04

米中立金利、それほど上昇していない=NY連銀総裁

Michael S. Derby[3日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は3日、景気を押し上げることも減速させることもしない中立金利の水準はそれほど上昇していない可能性が高いとの見解を示した。エコノミストらが「Rスター」と呼ぶ実質中立金利

FRB政策に米銀首脳が過度に影響、ウォーレン議員がパウエル氏批判
2024.07.03

FRB政策に米銀首脳が過度に影響、ウォーレン議員がパウエル氏批判

(ブルームバーグ): ウォーレン米上院議員はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長に書簡を送り、銀行の幹部報酬や資本規制強化案を含む重要政策に影響を与える余地を銀行トップに与えすぎているとして批判した。2日送付された書簡では、パウエル議長が銀行首脳と複数回にわたり非公式の会合

中立金利は上昇していない、NY連銀総裁が推計値を引用して反論
2024.07.03

中立金利は上昇していない、NY連銀総裁が推計値を引用して反論

(ブルームバーグ): ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、「r*(Rスター)」と呼ばれる自然利子率(中立金利)が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降に上昇したとの最近の論評に反論した。同総裁はRスターを深く研究していることで知られる。ウィリアムズ総裁は3日、ポル