米小売売上高1.0%増 7月、2カ月ぶりプラス

AI要約

米国の7月の小売売上高は前月比1.0%増の7096億6800万ドルで、2カ月ぶりのプラスとなった。自動車・同部品を除いた売上高も予想を上回る0.4%増を記録した。

個人消費がGDPの約7割を占め、米国経済の堅調さが示された。自動車・同部品や電化製品の売上高が伸び、全体を押し上げた。

業種別では、自動車・同部品が3.6%増、電化製品が1.6%増となり、売上高の増加に貢献した。

 【ワシントン共同】米商務省が15日発表した7月の小売売上高(速報値、季節調整済み)は前月比1.0%増の7096億6800万ドル(約105兆円)だった。プラスは2カ月ぶり。0.3%程度の増加を見込んだ金融市場の予想を大幅に上回った。月ごとの変動が大きい自動車・同部品を除いた売上高は0.4%増え、伸び率は同様に予想を上回った。

 個人消費は国内総生産(GDP)の約7割を占めるとされ、米経済の堅調さが示された。

 業種別では、自動車・同部品が3.6%増となり、電化製品も1.6%増となったことが全体を引き上げた。