【これは使える!】「パスタのゆで時間を短縮」「きゅうりを3か月も長持ちさせる」…簡単に実践できる“料理で使える便利ワザ”8選

AI要約

レトルト食品の温め方や食材の取り扱い、保存方法など、料理のテクニックを専門家のアドバイスをもとに紹介。

食材の取り扱いや保存方法、料理の時短テクニックなど、実際に試して効果を確認した料理のハックを紹介。

野菜の元気を取り戻す方法や食材の扱い方など、日常の料理に役立つテクニックが紹介されている。

【これは使える!】「パスタのゆで時間を短縮」「きゅうりを3か月も長持ちさせる」…簡単に実践できる“料理で使える便利ワザ”8選

 さまざまな工程がある料理では、いろいろなテクニックが存在する。そこで料理における“困った”を解決するテクニックを専門家に聞き、記者が実際にチャレンジ! 「これは使える」と実感したものを厳選して紹介します。【前後編の前編。後編につづく】

「レトルト食品を湯せんで温めるときは、卵焼き器を使うと少量の水かつ、短時間で温められます」(ラク家事アドバイザー・島本美由紀さん)

 卵焼き器の大きさによって水の量は200~300mlと異なるが、約1分で沸騰した。

 パスタなど長細い袋に入った食材は、袋の上部を横方向に開封するよう記されているが、横方向で切ると輪ゴムなどで留めにくい。

「側面を縦方向に切った方が切り口を折りたたんで輪ゴムなどで留めやすいですよ」(島本さん)

「乾燥パスタを容器に入れ、パスタの重量の3倍程度の水を注いで約2時間おくと、1分のゆで時間で済むため、調理前に準備しておくと時短に」(島本さん)

 試してみると、パスタが2時間でふにゃふにゃに。ナポリタンなど具材と一緒に炒める場合は、ゆでる必要もなかった。

 菓子類の袋などが開けにくい場合、写真のように十円玉2枚を袋の表と裏にあてて挟み、スライドさせると開封できる。

 警視庁のホームページにある「災害対策課ベストツイート集」を参考にして試すと、指の油ですべらないせいか確かに開けやすかった。はさみがないときに便利だ。

「しなびた葉物野菜は、50℃の湯に2分程度浸すと、ヒートショック効果(熱にさらすことで野菜表面にある気孔が開いて水分を吸収しようとする現象)でシャキッとします」(節約アドバイザー・丸山晴美さん)

 ほうれん草で試したところ、茎にハリが戻って直線状に。ミニトマトはヘタを取って保存するとハリをキープできるが、もしシワシワになったら、熱湯をかけると戻ると島本さん。確かにハリが戻った。ちなみにきゅうりは葉物野菜やトマトと逆。氷水に入れて冷蔵庫で2時間おくと水分を吸収して元通りに。