JR東日本の「衰退した本線」で新たな新駅計画が始動! 周辺エリアのまちづくりも検討へ

AI要約

群馬県安中市は、信越本線の安中~磯部間に設置する新駅の検討を本格化させます。市は2024年8月、新駅の周辺まちづくり調査を委託する事業者を決める公募型プロポーザルを実施することを明かしました。

信越線は、かつて高崎駅から新潟駅を結んでいましたが、1997年の北陸新幹線開業により一部が廃止されています。新駅計画や西毛広域幹線道路との連携により、交通網の拡充が進められています。

周辺には学校もあり、通学の利便性向上や渋滞緩和などが期待されており、新駅整備に向けた取り組みが進められています。

JR東日本の「衰退した本線」で新たな新駅計画が始動! 周辺エリアのまちづくりも検討へ

 群馬県安中市は、信越本線の安中~磯部間に設置する新駅の検討を本格化させます。市は2024年8月、新駅の周辺まちづくり調査を委託する事業者を決める公募型プロポーザル(企画提案)を実施することを明らかにしました。

 信越線は、かつて高崎駅から新潟駅を結び特急列車も多く走っていましたが、1997年の北陸新幹線開業により、横川~軽井沢間が廃止。高崎~横川間は「盲腸線」となっています。高崎~横川間では、高崎市内の北高崎~群馬八幡間でも新駅の計画があり、2026年度に開業する予定です。

 

 市は、2029年度に全線開通を予定する西毛広域幹線道路と信越線の交差部で新たなまちづくりを検討しており、新駅はその付近に設ける想定です。周辺には新島学園中学校・高等学校や安中総合学園高等学校といった学校もあり、通学の利便性向上などが見込まれています。

 

 また、新駅は市内だけでなく富岡市方面からの乗降客も想定。朝夕における安中駅と磯部駅の渋滞緩和なども期待されており、整備に向けた検討が本格化していく見通しです。