【厚生年金と国民年金】年金受給額は6月支給分から2.7％増！年金振込通知書も解説
2024年の年金支給額に関する情報をまとめました。
公的年金制度についての基本的な説明を行いました。
老後の資金計画を立てる際の重要性について述べました。
2024年も半分が終わろうとしており、多くの企業ではボーナスが支給される時期となりました。また、6月は年金受給者にとっても2カ月に一度の年金支給月です。
厚生労働省は2024年1月19日に2024年度の年金額を発表しましたが、国民年金（老齢基礎年金）の一人当たりの支給額は、前年度比で1750円増加し、月額6万8000円となります。ただし、昭和31年4月1日以前に生まれた方は、月額6万7808円（前年度比+1758円）です。
さらに、厚生年金の支給額は夫婦で合計23万483円となりました。
そこでこの記事では、2023年12月に厚生労働省が公表した「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」に基づき、最新の厚生年金と国民年金の支給額を詳しく確認していきます。
安心して豊かな老後を迎えるための資金計画を考えていきましょう。
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日本の公的年金制度は、国民年金と厚生年金の二層構造となっています。
●国民年金（1階部分）
・加入対象:日本国内に住む20歳以上60歳未満の全員
・保険料:一律
・年金額:納付期間に応じて決定
●厚生年金（2階部分）
・加入対象:公務員やサラリーマンなど
・保険料:収入に応じて支払い（上限あり）
・年金額:加入期間や納付額に応じて決定
年金の受給額には個人差があり、特に厚生年金は基本的に収入に応じた保険料の支払いとなるため、受給額にも大きな差が生じます。
公的年金は2カ月に1度、偶数月の15日に支給されます。
支給日が土日や祝日の場合は直前の平日に繰り上げられます。
2024年の年金支給日は以下の通りです
●年金支給日:支給対象月
・2024年2月15日（木）:2023年12月分・2024年1月分
・2024年4月15日（月）:2024年2月分・2024年3月分
・2024年6月14日（金）:2024年4月分・2024年5月分
・2024年8月15日（木）:2024年6月分・2024年7月分
・2024年10月15日（火）:2024年8月分・2024年9月分
・2024年12月13日（金）:2024年10月分・2024年11月分
老後の資金計画を立てる際には、公的年金の受給額の目安を把握することが重要です。
次から、最新の年金支給額を確認し、計画的な家計管理を行いましょう。
