スペイン領事館とパレスチナ人の「関係断絶させる」 イスラエル外相

AI要約

スペインがパレスチナ自治区を国家として正式に承認し、イスラエルの外相は関係断絶を宣言。

イスラエル・カッツ外相はスペイン領事館とパレスチナ人との関係を断絶する方針を示し、スペインの行動に対抗。

外相はスペインのパレスチナ国家承認と反ユダヤ主義的な発言に対応するものとして、対抗措置を講じる考えを示した。

【AFP=時事】スペインがパレスチナ自治区を国家として正式に承認すると表明したことを受け、イスラエルのイスラエル・カッツ(Israel Katz)外相は24日、在エルサレムのスペイン領事館とヨルダン川西岸(West Bank)のパレスチナ人との「関係を断絶させる」と述べた。

 カッツ氏はX(旧ツイッター)への投稿で「在イスラエル・スペイン領事館とパレスチナ人の関係を断絶させる。エルサレムのスペイン領事館がヨルダン川西岸のパレスチナ人に業務を提供させないようにする」と述べた。

 同氏は「スペインがパレスチナ国家を承認し、またスペイン副首相が『川から海までパレスチナを解放せよ』という反ユダヤ主義的な呼び掛けを行った」ことへの対応だとしている。【翻訳編集】 AFPBB News