ゼレンスキー大統領「緩衝地帯を設けるため」 ロシアへの越境攻撃の目的語る

AI要約

ウクライナ大統領はロシアへの越境攻撃の目的を緩衝地帯設定とし、軍の主要な任務はロシアの戦力破壊と反撃行動を取ることだと発表。

ウクライナ軍はクルスク州への攻撃を実施し、侵略者の領内に緩衝地帯を設けるための取り組みを行っている。

現在、ウクライナ軍はロシア軍の補給路を遮断し、制圧地域で陣地の強化を進めている。

ゼレンスキー大統領「緩衝地帯を設けるため」 ロシアへの越境攻撃の目的語る

 ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアへの越境攻撃の目的について、「緩衝地帯を設けるため」と発表しました。

 ゼレンスキー大統領は18日のビデオメッセージで、「軍の主要な任務は、可能な限りロシアの戦力を破壊し、最大限の反撃行動を取ることだ」と語りました。

 その取り組みの中には、ロシア西部クルスク州への越境攻撃も含まれているとし、「侵略者の領内に緩衝地帯を設ける」ことが目的だと発表しました。また「戦争に休暇はない」として、アメリカ、イギリス、フランスに対して発表している支援策の速やかな実行を求めました。

 ウクライナ軍は現在、クルスク州を流れるセイム川にかかる橋を破壊し、ロシア軍の重要な補給路を遮断しながら制圧地域で陣地の強化を進めています。(ANNニュース)