ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシアへの越境攻撃の目的について明言 「緩衝地帯を作る」

AI要約

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア西部クルスク州で続く越境攻撃を緩衝地帯の確保と明言。

ウクライナはクルスクで80以上の集落を制圧し、補給路を攻撃してロシア軍の動きを封じる狙いを持つ。

ウクライナ軍は2つ目の橋を攻撃し、ロシアとの国境地帯での攻勢を続けている。

ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシアへの越境攻撃の目的について明言 「緩衝地帯を作る」

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア西部クルスク州で続く越境攻撃について、「緩衝地帯をつくるためだ」と初めて明言しました。

ゼレンスキー大統領は18日、6日から続くクルスクでの越境攻撃について、SNSに投稿したビデオメッセージの中で、「侵略者(ロシア)の領土に緩衝地帯を作ることがクルスク州での我々の作戦だ」と述べました。

ゼレンスキー大統領が、越境攻撃の目的について明言したのは今回が初めてです。

ウクライナは一連の越境攻撃で、要衝スジャを含む80以上の集落を制圧したとしています。

また、ウクライナ軍は18日、クルスク州で2つ目の橋を攻撃した映像を公開しました。

ウクライナ軍は16日にも橋の破壊を発表していて、補給路を攻撃することで、ロシア軍の動きを封じる狙いがあるとみられます。