ウクライナ軍 ロシア西部でさらに数キロ前進か “戦略的に重要な橋”破壊も

AI要約

ウクライナ軍がロシアのクルスク州で越境攻撃を続け、橋の爆破映像が公開された。

クルスク州で戦闘が激化し、ウクライナ軍が数キロ前進したと報告。

ウクライナ大統領は越境攻撃の目的を国防に有益と強調。

ウクライナ軍 ロシア西部でさらに数キロ前進か “戦略的に重要な橋”破壊も

ロシアへの越境攻撃を続けるウクライナ軍は、西部・クルスク州でさらに数キロ前進したことを明らかにしました。

ウクライナ空軍が16日に公開した映像です。川に架かった橋で突然、激しい爆発が起きます。一瞬で、炎と煙が巻き上がり、崩れ落ちました。

AP通信は破壊されたのはロシア西部・クルスク州のセイム川に架かる橋で、前線に装備を輸送する際に通る戦略的に重要な橋だと伝えています。

一方、ウクライナのシルスキー総司令官は16日、クルスク州の全ての前線でロシア軍との戦闘が続いているとしたうえで、一部のエリアで1キロから3キロ、進軍したと明らかにしました。

また、ゼレンスキー大統領は一連の越境攻撃について、「ロシア軍の兵站を破壊し、予備兵力を枯渇させることが目的」とし、「国を守るためにとても有益だ」と強調してます。