ウクライナの越境攻撃 ロシア側の住民ら7万6000人以上が避難 地元では不満の声も

AI要約

ウクライナとロシアの国境付近での越境攻撃は激化し、7万6000人以上の住民が避難している。

ロシア西部クルスク州では、ウクライナ軍との攻防が続いており、ロシア側は追加の部隊を派遣している。

クルスク州の住民はプーチン大統領に支援を求めており、ロシア国防省は正確な情報の提供を求められている。

ウクライナの越境攻撃 ロシア側の住民ら7万6000人以上が避難 地元では不満の声も

ウクライナによるロシア西部への越境攻撃が続く中、ロシア当局は住民7万6000人以上が避難したと明らかにしました。

ウクライナと国境を接するロシア西部クルスク州では、ウクライナ軍が今月6日からこれまでで最大規模とされる越境攻撃を行っています。

これに対し、ロシア側は戦車などの追加の部隊を派遣すると発表していて、現地では激しい攻防が続いているとみられます。

こうした中、ロシア非常事態省は10日、周辺の住民ら7万6000人以上が避難したと明らかにしました。

一方、独立系メディアは10日までにクルスク州の住民たちがプーチン大統領に支援を求めているとする動画を報じました。

その中で住民たちは「ゲラシモフ参謀総長が状況は制御されていると報告したが、現地では非常に激しい戦闘が起きている」などと発言。

ロシア国防省はウクライナ側の進軍を阻止していると主張していますが、正確な情報が伝わっていないと現地で不満が広がっている可能性があります。