ウクライナ軍の越境攻撃で住民7万6000人以上が避難 ロシア当局

AI要約

ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃は、10日で5日目となり、7万6000人以上の住民が避難したことが明らかになりました。

ウクライナ軍は最大規模の越境攻撃を実施し、複数の集落を制圧しています。ロシア軍は追加部隊を送り、進軍を阻止しています。

ロシア非常事態省は避難民への支援を強調し、プーチン政権への攻撃への批判をそらす狙いがあるとされています。

ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃は、10日で5日目となりました。ロシア当局は、国境付近の住民7万6000人以上が避難したと明らかにしました。

ウクライナ軍は今月6日からクルスク州へこれまでで最大規模の越境攻撃を仕掛けていて、すでに複数の集落を制圧したとみられています。

ロシア軍は追加の部隊を現地に派遣し、ウクライナ軍の進軍を阻止したとしていますが、詳しい戦況は不明です。

こうした中、タス通信によりますと、ロシア非常事態省は10日、国境付近の住民7万6000人以上が、一時的に安全な場所へ避難したと明らかにしました。

ロシア当局は、避難民への迅速な支援に力を入れているとアピールしていて、越境攻撃を許したプーチン政権への批判をそらす狙いもあるとみられます。