ウクライナ軍がロシア領を大規模攻撃 「11集落占拠」の可能性も

AI要約

ウクライナ軍がロシア南西部クルスク州での越境攻撃を行い、少なくとも市民5人が死亡。

ロシア軍の報告によると、ウクライナ軍が1千人規模の部隊でウクライナとの国境に接する地区の制圧を目的に攻撃。

スミルノフ知事代行によると、5人が死亡し、24人が負傷。さらに死傷者は増加する可能性。

ウクライナ軍がロシア領を大規模攻撃 「11集落占拠」の可能性も

 ロシア国防省などによると、ウクライナ軍が6日早朝、ロシア南西部クルスク州で越境攻撃を行った。地元当局は、少なくとも市民5人が死亡したと発表。ロシアの独立系メディアは11の集落が占領された可能性があると伝えており、ロシアのウクライナ侵攻後、ウクライナ側による最大規模の越境攻撃との見方も出ている。

 ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は7日の国家安全保障会議で、戦車などで武装したウクライナ軍の1千人規模の部隊が、ウクライナとの国境に接する地区の制圧を目的に越境攻撃したと、プーチン大統領に報告した。

 同州のスミルノフ知事代行は5人が死亡したとSNSに投稿。タス通信は24人が負傷したと報じており、さらに死傷者が増える可能性がある。