ウクライナの小児病院への攻撃受けて緊急会合 ロシアへの批判相次ぐ
AI要約
国連安保理は、ロシアによるウクライナ首都キーウの小児病院への攻撃に対し緊急会合を開催し、各国から非難が相次いだ。
攻撃に関する議論では、ロシアは防空ミサイルが小児病院に命中したと主張し、ウクライナはその主張を否定して激しく非難した。
国連の人道問題担当者によれば、ウクライナの医療施設などへの攻撃は1800回以上に上る。
国連の安全保障理事会は、ロシアによるウクライナの首都キーウの小児病院などへの攻撃を受けて緊急会合を開き、各国から非難が相次ぎました。
9日の会合はロシアが今月の議長国を務めるなか、行われました。
42人が死亡したウクライナの首都キーウへの大規模な攻撃を巡る議論では、 ロシアは「小児病院にはウクライナの防空ミサイルが命中した」と主張しました。
ウクライナは「ロシアは社会で最も脆弱（ぜいじゃく）で無防備な人々を攻撃した」「病院が意図的な標的であったことはビデオ映像が明確に証言している」と強く批判し、各国からも非難が相次ぎました。
国連の人道問題の担当者は、ウクライナの医療施設などへの攻撃は侵攻が始まって以降、1800回以上に上ると指摘しています。
