米五輪選手、トランプ氏に皮肉 「黒人の仕事」発言で 米大統領選

AI要約

パリ五輪に出場中の米体操女子選手、シモーン・バイルス選手がトランプ前大統領の人種差別的な発言に対し皮肉を浴びせた。

トランプ氏が「ブラックジョブ」という表現を使い、波紋を呼んでいたが、バイルス選手はSNSで自分のブラックジョブを好きだと投稿した。

大統領選を控えた中、論争がスポーツ界にも波及し、注目を集めている。

 【ワシントン時事】パリ五輪に出場している米体操女子のスター、シモーン・バイルス選手は2日、行事で人種差別的な表現「ブラックジョブ(黒人の仕事)」を用いたトランプ前大統領に対して皮肉を浴びせた。

 SNSへの投稿で「私は自分のブラックジョブが好きだ」とつづった。

 トランプ氏は7月31日に黒人記者団体の行事に参加した際、急増する不法移民が黒人から雇用を奪っていると訴える中で「ブラックジョブ」と発言。波紋を呼んでいた。11月の大統領選を控え、論争がスポーツ界にも波及した格好だ。